「うるせえなあ」

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新学年になってお母さんといっしょに勉強を始めた子どもたちがたくさんいると思います。しかし、ああしろ、こうしろといっているうちに、子どもが「うるさいなあ」と言い出すことがあるかもしれませんね。

このことばを聴くと、親は頭に血が上ります。

「だれがこれまで、こんなに苦労して育ててやったと思うの!」まあ、そう思う気持ちもわからんではありませんが、実は教育的にはこれは「お赤飯もの」の「慶事」なのです。

子どもは自分に自信がないうちは、親の言うことを良く聞きます。親の言うことを聞くことが自分を守ることだと本能的に知っているからです。

しかし、自分で経験してできるようになってくると、今度は自分の考え通りにやってみたいという気になってきます。それが第一次反抗期といわれるもので、早い子だと小学校3年生くらいから始まるでしょう。

このとき、無理やり親の言うことを聞かそうというのではなく、微妙に距離感を作ってあげるといいのです。とはいってもすべて自分でできるなどとは思っていません。だから、自信がなくなれば、すぐ擦り寄ってきます。その距離感を上手にとってあげれば、コミュニケーションもできるし、子どもの考えていることもわかるでしょう。

親子関係はかくあるべしみたいな固定観念を持っていると、その点を上手に見極められません。本人が「自分でやりたい」時には自分でやらせてみる、自信がないときはまた近寄ってみる、そういうメリハリをつけてあげるといいでしょう。それがまた本人の自立を促してくれます。

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