2005年の入試分析で、各校の合格最低点の低下が
指摘されている。
今回の受験生は新指導要領の元で3年間学習した
生徒たちなので、指導要領の問題が提起されている
のだが、それこそかなり塾に通った受験生の話な
ので、少々視点がずれているように思う。
私は、子どもの精神年齢が少子化によってさらに
幼くなっているのに、塾や進学カリキュラムが過熱
して、そこにアンバランスがおき、子どもたちが
十分に消化できなくなっているからではないかと
いう危惧を抱いている。
高校受験生や大学受験生と違い、小学生の受験は
子どもたちのさまざまな成長を考慮にいれないと
後で大きなしっぺがえしがくる。
もっとじっくりと力を伸ばすことを考えるべき
なのではないだろうか。