■ 同じ塾で5年生から6年生に進級すると、やはりそれほど勉強の仕方が変わるわけではありません。2月から新6年生にはなったものの、宿題をやったり、復習をやったりしているが、相変わらず成績は上がらないということになりかねない。
■ 今のままのポジションで、入りたい学校に本当に入れるのか?ここをしっかり吟味しないといけません。多くの塾では、3年生の3学期から始めた分、そろそろ全部のカリキュラムの履修が終わる頃でしょう。
■ で、これからは復習に入るわけですが、ここで今までと同じようなやり方をすれば、同じポジションにいることがほとんどです。なぜなら、上の層がいるから。つまり、そこは常に相対的に評価されるわけで、本来志望校に入るのに必要な勉強が行われるわけではない、のです。
■ 偏差値で輪切りにされて、そのクラスはこのくらいの成績だから、このレベルの勉強をすればいい、と決められてしまう。志望校を考えればもう少し違った問題を練習しなければならないのに、志望校のレベルとは違うことばかりになる可能性があるのです。
■ でも、やりたい勉強をしている上のクラスには行けません。なぜ?上の子どもたちがいるからでしょう。だから、いつまでたっても行きたい学校に必要な勉強はできないのです。
■ だから、今のままでは志望校には合格できない、ということになるでしょう。そのうち、このくらいの偏差値だから、目標は無理ですね、ぐらい言われかねない。
■ 具体的に何かを変えないといけないのです。相対的な評価から抜け出して、ダイレクトに志望校を狙う方法にしないと、状況は変わらないのではないですか?
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