塾は算数の授業である程度の問題数をこなします。
しかし、授業中、子どもが自分で考える時間がなければなかなか伸びない。ところが問題数をこなさないといけないので、十分に自分で考える余裕がないまま解説を聞かされていることも多いのです。
しかし、それはただインプットが多いだけで、自分で考えていないと効果は半減する。だから本当はまず自分で解いてみて、答え合わせをしてみて、よくわからないなあ、ということになったら教えてもらうというのが結果が出る流れ、なのです。
その意味では個別指導というのは、子どもたちが考える時間をしっかりとれるのでやはり効率は良くなる。
ただ先生に教えてもらう、よりも自分で1題解きあげた方がよほど理解が違います。一方集団授業ではある程度の量をこなすために、教えてしまう問題がたくさんある。したがってそれを持ち帰ってもう一度自分でやらないといけないのです。その時間をとれないと集団授業は非効率になる可能性が高い。
だから、勉強している、あるいは教わっている時間に比してできるようにならない、ということが起こるのです。
自分で解きあげる時間をしっかり確保してください。
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