これまでで、中学受験が過熱したという時期が3回ありました。
一番最初は、まあ、相当古いですが、東京で学校群が始まったとき。それまで東京も他の地域と同じようにナンバーワンスクールは都立日比谷高校だったのですが、学校群制度が導入されて日比谷を受験できる地域に制限ができた。結果として、中学受験へのシフトが始まったと言えるでしょうから、それから行動経済成長期を含めて加熱期と言えるでしょう。
その次は、やはり「ゆとり教育」の時期。そして、今回の「大学入試制度の不透明化」。
こうやってみるとやはり行政の変更で、いろいろ対応せざるを得なくなったというのが実態でしょうか。
でこういう時に、中学受験率は上がり、過熱化すると「ムリがまかり通る」ようになってくる。
「煽られる情報」がちまたを闊歩するので、落ち着かない部分があるでしょう。例えば今年の結果で見たとき、各校が入試を小分けにしているために、2月1日に定員と受験者の数が逆転する現象が起きました。なので、中堅校を中心になかなか入らない、というところもあったでしょうが、しかし、それでも全体としての定員は変わらないので、しっかり受験する学校のメリハリをつければちゃんと入るものなのです。
現実問題として、これまで苦しかった学校も一息つけるレベルになったところはありますが、それなりに学校も工夫をしているからしっかり情報を集めて、見極めるべきところはちゃんと見極めれば良いのです。
情報が一人歩きを始める時期ですから、気をつけてください。
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