天体と川の流れに関する問題

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2019年雙葉学園の問題です。

 2018年に話題となったことの1つとして,ある天体が15年ぶりに地球に大接近したことがあげられます。

問1 15年ぶりに地球に接近した天体の名前を答えなさい。

 20世紀末からの各国の探査によって,この天体に関する新しい情報が数多くもたらされました。その中でも注目されるのは,現在はその天体の表層では見られない液体の水の存在についてです。

問2 過去にこの天体の表面に液体の水が存在していたと考えられている理由として適切ではないものはどれですか。次のア~オの中から1つ選び,記号で答えなさい。
ア 海にすむ生物の化石が発見された。
イ 川の中洲のような地形が発見された。
ウ 丸くけずられた小石が発見された。
エ 川にけずられた谷のような地形が発見された。
オ 三角州のような地形が発見された。

問3 地球には液体の水が存在するのに,その天体では現在は見られないのは何が原因であると考えられますか。最も適するものを次のア~エの中から1つ選び,記号で答えなきい。
ア 地球よりも太陽に近いために温度が高く,水は蒸発してしまった。
イ 地球よりも太陽に近いために温度が低く,水は凍ってしまった。
ウ 地球よりも太陽から遠いために温度が高く,水は蒸発してしまった。
エ 地球よりも太陽から遠いために温度が低く,水は凍ってしまった。

問4 地球では,川は標高の高い山地から平野を流れ,河口から海へと流れ出ます。次の表は,関東地方を流れるA川の流域のある地点を基準点として,その流域にある観察地点1~3の基準点からの距離と標高差を表しています。1~3の各地点の河原で見られる小石に関する文として最も適するものを,次のア~ウの中からそれぞれ選び,記号で答えなさい。

ア 角張った大きい小石が多い。
イ 角が取れて丸くなっている小石が多い。
ウ 小石はほとんど見られず,砂や泥が多い。

 観察地点1では,A川は図のように流れていました。観察地点1の様子について,次の問いに答えなさい。

問5 図中のアとイ,ウとエの部分での川の流れの速さを比べたとき,速いのはどちらですか。それぞれ記号で答えなさい。

問6 図中のa-a’,とb-b’における川底の形を解答用紙にそれぞれ描きなさい。

問7 観察地点①の河原では,まわりと比べて極めて大きな重たい石がいくつか見られました。そのような大きな石が上流から運ばれてきたのはなぜですか。説明しなさい。

【解説と解答】
問l 大接近したのは火星です。
(答え)火星  
問2 化石が見つかっているわけではありません。
(答え)ア  
問3 火星は地球よりも太陽から遠いので、凍ってしまったと考えられています。
(答え)エ  
問4 1が中流、2が下流 3が上流です。
(答え)1 イ  2 ウ  3 ア  
問5 川は曲がるときは外側が、まっすぐのときは真ん中が速くなります。
(答え) (ア イ) イ (ウ エ) エ
問6 曲がるときは外側が削られ、真っ直ぐの時は真ん中が削られます。
(答え)

問7 流速が速くなれば大きな石が運搬されることから、増水した時期に運ばれたと考えられます。
(答え)大雨などで増水して流速が速くなり,運搬作用が一時的に強まったから。

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問題はそれほど難しくないが・・・


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