算数で、比と割合を習って以降、理科は割と計算問題の分野が続きます。
溶解度に始まって、化学分野では気体の発生や中和がその範囲ですし、物理では電気とその後に力のつりあいが続いていく。
なかなか難しいと思うし、結構、質問も多い範囲なのですが、しかし、理科計算は出す学校と出さない学校がある。
出す学校は、割と受験校に多く、さらには医学部系の進学に重点を置く学校は、ある程度できる子を求めます。
一方で、この範囲があまりできないと感じる子は多いので、そういう問題が出る学校は受けなくなる。
また出しても、正解率に差がでないので、(つまりできる子が少ない)、出しても仕方がないということで出さない学校もあります。
これは良く見ておいた方が良いでしょう。過去10年調べれば、出題されるかどうかもわかるし、また問題の難しさもわかる。基本ができていれば大丈夫、という学校も多いのです。
あまり手を広げすぎて、逆に「理科計算は苦手」という思い込みをつくらない方が受験対策には理があります。
まずは基本だけはしっかり理解する、という方向で勉強を進め、あとは出題傾向に合わせて、難度を上げる必要があれば、そういう練習を加えていけば良いでしょう。
いずれにしても難しい問題は、やらなくて良い子が結構多くいます。
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2025年 慶應義塾湘南藤沢中等部 算数6