動機づけ

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塾の先生の一番の役割は、「教えること」と思われるかもしれません。

しかし、私が思うにはやはり「動機づけ」だろうと思うのです。中学受験は余分な受験です。義務教育の公立中学があるのに、塾に通い、受験勉強をしなければなりません。

したがって、子どもがその動機を持ち続けることができるように、管理、指導していくことは非常に重要な役割といえます。成績が伸び悩めば、当然子どもたちは勉強をやりたくなくなります。しかし何事も同じですが、どこかで壁を突破するまでがんばりきらないといけない。その意味では、そこを突破できるように応援してあげることは、非常に大事なことなのです。

もとより勉強は自分ががんばらないとなかなか身につきません。その努力をどう続けるのか、合格したいという気持ちをどこまで大きくできるのか。塾の先生の大事な仕事でしょう。

それができている先生と、そうでない先生は明確に結果に違いが出てきます。

では、それはどうやって生まれるのでしょうか。

私はコミュニケーションだと思っています。今の気持ちはどうなのか。非常に前向きなのか。それともネガティブなのか。もともと努力をしていないのか、がんばっているのだけれど成果がでないのか。
これはただ授業をやっていればわかるというものではなく、子どもひとりひとりと話しながら、詰めていかなければいけないことなのです。

特に小学生の場合は、この動機づけがしっかりできるかどうかで、合格率が大きく変わっています。

お子さんと話をしていて、塾の先生との会話があまり感じられない、ということであるならば、一度先生とお話をしてみるといいでしょう。問題解決の糸口がみつかるかもしれませんね。

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