例えば野球部に入ったとして、全員が甲子園に出られるわけではなく、またプロ野球選手になれるわけでもないでしょう。
プロに入るのはほんのわずかだと思うのですが、では野球をやるのは無意味なのか、といえば当然そうではない。一緒に練習し、試合をして勝ったり負けたりする仲間がいるだろうし、またいろいろな経験をしてそれが先先の将来に役立つこともあるでしょう。
先日ラグビー部の就職がいい、という話題が出たのですが、試合で組織的に考えながら自分の役割を果たす、ということが徹底していなければ勝てない競技なので、それが会社に入っても役立つということのようでした。
だから、まあやりたい部活は大いにやってもらいたいと思うのです。
ある学校で部活のビデオを見せてもらったのですが、まあ、お世辞にもうまいといえないところもある。しかし、みんなそれなりに真剣にやっているわけで、それがやがては何かプラスになってくれればいいし、その時間がある意味楽しければいいのではないか、という気がします。
もちろん厳しい練習のもとで甲子園を目指すというのもありだろうが、今から「こういう部活に入りたいなあ」と思っているのは結構大事なことだと思います。
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