日別アーカイブ: 2026年11月9日

次はできるように

模擬試験でも過去問でも、できなかった問題はやり直しているはずです。その時はわかった。ところが、後でもう一度解いてみると、またできないことがあります。直したのだから大丈夫、とは限らないのです。

二回目にもできない問題が多いなら、復習の精度が低いのでしょう。本当にわかったところまで届かず、その場で答えを納得しただけかもしれません。やり直したことと、自分で解けるようになったことは分けて考えないといけません。

入試までの時間が短くなるほど、これは重い話になります。次に同じような問題に出会うのが、入試かもしれないからです。その時にできなければ、前に一度直したことは点数にはつながりません。

よく練習した問題が出たのに、試験の後で確かめると、本人はどの問題だったかわかっていない。そんなこともあります。保護者からすれば、あれだけやったのだからと思うでしょう。しかし、何回取り組んだかだけでは安心できません。

もちろん、勉強したことを全部覚えていられれば苦労はありません。ただ、志望校の出題傾向に合わせて選んだ問題は別です。そこまで絞って取り組んだのなら、二回目には絶対にできなければいけない。そのくらいに考えるべきです。

本人の意識の問題だと言ってしまえば、それまででしょう。けれども、「今はわかった」で終えるのか、「次は必ずできる」と考えるのかで、やり直し方は変わります。これからの復習は、次に解けるところまでやることです。