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自宅で過去問を解くとき、解答用紙をコピーしてやらせているご家庭が多いと思います。塾でもそういう指導をしているところが多い。だからお父さん、お母さんがコンビニのコピー機を使って、大量にコピーをされている場合もあるでしょうね。
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ただ、多くの学校の場合、解答用紙というのは、解答を書くだけであることが多い。
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つまり、答えだけ。で、実は、これがミスの原因になることが多いのです。
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特に算数。いったいどこに計算を書くのか、どこに式を書くのか? もしご自宅で計算用紙を使ってやっているのなら、それはだめ。
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なぜ? 本番では計算用紙はくれないからです。
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つまり、問題用紙のどこに、どうやって計算や式を書くのか、その戦略を考えないといけない。私のように学校別の塾をやっていると、クラスで使うプリントも、ほぼ入試と同じ状態で渡します。だから、ここに計算をするのだ、ここに式を書くのだ、ということを明確に指示できる。
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ところが、ご家庭でやると、問題集を片手に、解答用紙のコピーに答えを書き、まではいいが、計算や式の戦略がなくなってしまいます。
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本番の問題用紙はご存知ですか?
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これも学校によって全部違うのです。どんな解答用紙か発表していない学校もありますから、調べるのは結構大変ではありますが、計算や式をどこに書いて、ミスをどう減らしていくのか、戦略を立てておかないといけません。
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得点力をつけていく上で、どうしてもミスとの戦いになります。それをどう征するか、具体的な戦略は絶対に立てておいたほうがいいでしょう。