現代社会の問題

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最近は社会の問題で、いろいろな試みがなされています。先日、画像やデータ、地図などが増えているお話はしましたが、現代社会に関する出題は以前に比べて明らかに増加しています。

以下は2012、早稲田高等学院の問題。


次の文章は2000年以降の日本における通信と交通の動きについて述べたものです。文中の(1)~(9)の<A・B>のうち、ふさわしい方を選び、それぞれ記号で答えなさい。

インターネットなどの情報網の発達は、情報のやりとりの方法に影響をおよぼし、新幹線や高速道路の整備など交通網の発達は人とモノの流れを活発化させている。

電話の加入数では固定電話は(1)<A 増える B 減る>傾向にあり、携帯電話の加入数は(2)<A 増える B 減る>傾向にある。

インターネットの利用者数は年々増えつづけ、日刊紙の発行部数は(3)<A 増える B 減る>傾向にあり、テレビの受信契約数は(4)<A 増える B 減る>傾向にある。

葉書や封書などの通常郵便の数は(5)<A 増える B 減る>傾向にあり、小包郵便の数は(6)<A 増える B 減る>傾向にある。

国内鉄道貨物の輸送量は(7)<A 増える B 減る>傾向にあり、国内貨物船の輸送量は(8)<A 増える B 減る>傾向にあり、高速バスの利用者数は(9)<A 増える B 減る>傾向にある。


さて答えは以下の通りです。
(1)B (2)A (3)B (4)A (5)B (6)A (7)B (8)B (9)A

固定電話は減少、携帯電話は増加。日刊紙はインターネットの影響で減少、テレビの受信契約数は減少と思いやすいが、増加しています。

平成22年度は39,715,150件だったのが、平成23年度は40,274,454件。(NHK統計)新聞に比べれば、やはりテレビの依存度はまだまだ高いということになるのでしょう。

メールの影響で、葉書や封書は減るが、ネットでの買い物が増加しているから小包は増える。トラック輸送が中心の国内輸送では、鉄道貨物の輸送量は減る傾向にあり、当然船の輸送量も減ることになります。逆に高速バスは増えている、ということなのですが、どのくらいできましたか?

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