学校も1列に並べられている

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大手塾に入ると、子どもたちは成績順に1列に並べられます。

これはすべての学校の合否判定を、1種類の試験で行うという荒技が元になっているわけですが、しかし、そうなると学校も1列に並べられている。

いわゆる合格可能性80%偏差値とか、なんちゃら4という数字がそうでしょう。

これも、ホントのことをいうと、あまり良いことではない。

というのも、学校の良さをこの数値通りだと思う子どもたちや保護者が多くなってくるからです。

子どもにとって良い学校というのは、子どもの可能性を伸ばしてくれる学校であって、それは元から数値化できる話でもない。

しかし、今はその数値化ですべて動いているから、見えないところがたくさん出てきているし、それで子どもたちや家庭のストレスが増大している。

多元的な価値がわかりにくいからといって、1本のものさしだけでモノを計って、それが全てだと思わないようにしないと、子どもたちの成長に大きなゆがみを生じさせてしまうことになるので気をつけていきましょう。


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