中和に関する問題

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2020年明大明治の問題です。

うすい塩酸と水酸化ナトリウム水溶液を用意し,表のような割合で混ぜ合わせて,7種類の水溶液A~Gを試験管につくりました。次に水溶液A~Gを使って,【実験1】~【実験3】を行いました。これらの実験について,問いに答えなさい。ただし,水溶液A~Gを入れた試験管は必要な数だけ用意されているものとします。

【実験1】水溶液A~Gに,緑色に調整したBTB溶液をそれぞれ加えて色の変化を観察すると,水溶液Cだけ緑色のままでした。

【実験2】水溶液A~Gに,紫キャベツの煮汁をそれぞれ加えて色の変化を観察しました。
【実験3】水溶液Cを蒸発皿に入れて加熱し,水を蒸発させたところ,固体が残りました。

(1)【実験1】で,水溶液Gは何色になりますか。ア~オの記号で答えなさい。
ア 黄    イ 緑    ウ 赤    エ 紫    オ 青
(2)【実験2】で,水溶液Dは何色になりますか。ア~オの記号で答えなさい。
ア 黄    イ 縁    ウ 赤    エ 紫    オ 青
(3)【実験3】で残った固体は何ですか。
(4)水溶液Eと,水溶液A~Gのうちのいずれか1つを混ぜ合わせ,線色に調整したBTB溶液を加えたとき,水溶液は緑色のままでした。混ぜ合わせた水溶液を選び,A~Gの記号で答えなさい。ただし,試験管内の水溶液はすべて使われたものとします。

(5)水溶液CとDを混ぜ合わせ,緑色に調整したBTB溶液を加えると緑色にはなりませんでした。この水溶液に,さらに水溶液A~Gのうちのいずれか1つを加えたとき,水溶液は緑色になりました。加えた水溶液を選び,A~Gの記号で答えなさい。ただし,試験管内の水溶液はすべて使われたものとします。

【解説と解答】
(1)Cが中和をしたので、塩酸:水酸化ナトリウム水溶液=1:2で中和します。ABはアルカリ性、DEFGは酸性です。
Gは酸性ですから、BTBでは黄色です。
(答え)ア

(2)Dも酸性ですが、紫キャベツでは赤です。
(答え)ウ

(3)Cはちょうど中和したので、食塩が残ります。
(答え)食塩

(4)EにAを加えると塩酸:水酸化ナトリウム水溶液=1:2で中和します。
(答え)A

(5)CとDを加えると塩酸:水酸化ナトリウム水溶液=25cm3:35cm3です。
Bを加えると塩酸:水酸化ナトリウム水溶液=1:2で中和します。
(答え)B



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