教えるのをガマンする

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新型コロナの影響で、自宅でお子さんの勉強を見ているお父さん、お母さんが増えています。

で、子どもたちが問題を解いているのを横で見ていて、だんだん教えたくなってくる。

だって、さっきやったじゃない、みたいな気持ちがフツフツと湧いていませんか?

しかし時間がかかっても手が頻繁に動いているときは、多少なりとも教える側に我慢が必要なのです。

というのも、このとき、本人の頭はそれ相応に動いているので、ここでその動きを遮断してしまうと、考えがまとまらなくなる。今まで考えたことがムダになる可能性があるからです。

算数は特にそうですが、すべてのパターンを網羅するということは難しい。したがって、出た問題をその場で分析し、考え方を導いていけないといけない。

そういう対処力を身につけていかないと、合格する学力はできないので、自分で考えるように仕向けていかないといけません。

ひっきりなしに教えてしまうと、子どもは間違いなく教えてもらうのを待つようになってしまう。その方が簡単だからですが、そうならないために教える方が我慢する必要があるのです。



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