第243回 行く学校をベストにする

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■ いよいよ追い込みになってくると、一生懸命子どもを叱咤激励している自分を顧みて、「何か自分が鬼みたいでいやだ」と感じられることがあるようです。そういう時は、もう一度、出発点に戻って考えてみると良いかもしれません。

■ なぜ、中学受験をするのか。それは子どもにプラスになるであろう教育環境を与えるためです。中学は義務教育ですから、わざわざ高い月謝を払わずとも行けるわけですが、しかし、私立、国立、やはりそれぞれが自分達の特徴を出した教育をしている。そういう教育環境の中で子どもたちが育ってくれれば良いわけで、だから中学受験をするわけです。ですから、子どもたちの教育のためにやるわけだから、その準備もあくまで教育的でないといけないのです。

■ さらに、いろいろ受けられたりするのだけれど、結局行く学校はひとつです。でも、そこでさらに子どもたちは今後も勉強し、成長していくわけだから、そこからまた新たな未来が開けるように考えていかないといけない。

■ そこで「行く学校をベストにする」という考えが必要なのです。それが公立になったとしても、それはそれで良かったと思えるような効果をあげる必要があるわけです。逆に言えば、行く学校が決まったところでそれをベストにするという心構えがあるのであれば、ある意味どこの学校に行ってもいいぞ、ということになる。

■ そうなると、残りの時間で子どもたちが自分なりにしっかり努力すればそれでいい、ということになるのです。まあ、そこまでまだ達観できないかもしれませんが、しかし、ぜひ「行く学校をベストにする」という心構えを持っていただければと思います。


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