先先のイメージをつかむ

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全く知らないことを学ぼうと思ったときに、まずどうします? プログラミングでも、外国語でも、いい。例えば中国語を勉強しよう、と思ったとして、最初にすることは?

やはり本を買う、ということからスタートするように思うのです。

そこで本屋に行ってみる。でも本がたくさんあったら?

そうするとその次にネットで勉強の仕方を調べるというようなことができるかもしれない。どういう参考書や問題集がいいのか?

そういう道筋を経て、いろいろ試行錯誤することもあるが、そうやっていろいろ自分で学ぶ、ということができるでしょう。

しかしこと、中学受験に関して言うならば、すぐ塾になります。

どこの塾に入れるか、ということが議論の対象になる。でも、いったい何が出るのか?どういう勉強をしなければいけないのか、あまり明確になっていないご家庭が少なくないかもしれない。

まして本人はこの先がわかっていない。ただ塾に行って、与えられるものをこなす日々が続くわけで、そうするとうまくいけばいいが、うまくいかないと勉強を続けることがしんどくなってくるかもしれない。

なので、先の道筋というのを実際に調べてみることは大事だろうと思うのです。すでにお兄ちゃん、お姉ちゃんが受験をしたのであれば、親も大方のことはわかってくるが、最初のお子さんの場合はそれが見えない。

本当にこんなことをずっと続けるの?と思っているご家庭もあるでしょう。

だから何ができなければいけないのか、ということをまずはしっかりイメージする必要はあるのです。入試問題がこうだから、このテストでこれだけの点数を取るためにどうするか、が考えられればいい。

とすると今やっていることは果たして効率的なのか?ということがわかってくるでしょう。そうやってやることを絞っていかないとなかなか続かない面があるのです。

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