摸擬試験、時間が足りなくなる理由

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摸擬試験を受けた子どもたちに感想を聞いてみると、
「全然間に合わなかった」
という声が多く聞かれます。

で、そういう経験をしていくうちに、急いで解かなきゃ、という気持ちが強くなる。そして、ミスが増えるのです。問題文をちゃんと読まなくなるから。

摸擬試験は実は全員がすべての問題を解ききるだろう、という前提で作られていません。つまり、こんなに忙しい入試はない

なぜかといえば、1種類の試験ですべての学校の合否判定を出すから、です。

そのためにはできるだけ正規分布に近い状態になってもらいたい。つまり、適度に差がつく状態にしたいのです。その方法のひとつとして、標準的な問題をたくさん出す、という方法論があるのです。難しい問題ばかりを出すと、差はつきません。むしろやさしい問題から始まって、最後やや難しいと思われる問題まで含めて硬軟とりまぜてたくさん出すと、分布的にはちょうど良くなる。

だから、摸擬試験で時間が足りなくなっても、余り気にしてはけない。

むしろ、ていねいに解くことを心がけ、間に合わなければ間に合わないでも良い、と考えていった方が良いのです。一番いけないのは急いで解いて、ミスだらけになること。

だから、良く子どもたちには言います。

「最後の3題は解かなくても良いから、ていねいに、良く問題文を読んで解きなさい」

入学試験と摸擬試験は根本的に作り方が違います。入学試験は、その学校の取りたい人材像に合わせて作られるが、摸擬試験は差が出来るように作られる。この点を十分に踏まえて試験を受けて下さい。

摸擬試験に対して最適化する必要はありません


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第343回 小手先に走るな

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■ 摸擬試験が進んでくると、試験テクニックに走るようになる子がいます。

■ 摸擬試験にも実は出題傾向があり、この辺の問題は、まあ、難しいから、と問題も読まずに放置してしまったり。

■ こういう問題はだいたい答えがウなんだ、みたいな勘を発揮し始めたり。

■ 点数は欲しいが、どうせできないから、ということなのでしょうが、それでは全く力がつかない。

■ 摸擬試験ではできる限り問題をたくさん解き、問題に挑戦する経験を増やしてほしいのです。

■ その中から考える力も、問題を選択する力も生まれてくる。最初から、この辺の問題は~と当たりをつけてしまうと、その勘が外れてしまったときにどうしようもなくなる。

■ 昨年の入試でも「ここらへんは難しいから」と問題も良く読まずに飛ばしてしっまった子がいました。例年はそうなんだけれど、今年の問題は全部やさしかったので、その問題も解かないと合格ラインを超えない。しかも、最初の1、2は本当にあっという間に答えが出てしまうのに、やらなかったので、残念な結果になってしまったのです。

■ だからできる問題をとにかく最後までできる限りやろうという姿勢を持っていないといけない。摸擬試験は入試ではないのだから、いろいろ経験を積むのに良いのです。小手先に走らず、しっかり考えるようにしてください。

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教えてもらってない先生の志望校面談

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先生が時間講師とか学生の場合、実際に教えている先生が保護者面談に現れることはまずありません。

これから先、受験校を決める面談や学習方法の相談をする面談が必要になる時期になってくるわけですが、その場合は校舎の責任者や教科の専任スタッフが出てくる。

で、教えていないから、当然、テストのデータだけで話をするわけです。

しかし、テストデータというのは、偏差値や順位のことで、本人がどういうミスをしがちか、とか、どういう性格だからこういう学校は不向き、みたいな話にはなりにくい。

まあ、当たり障りのないことを言われて、どうもピンとこなかった、という場合もあるようです。

志望校面談の場合、偏差値だけで考えるのは危険です。確かに偏差値で合否はある程度目安がつくが、その学校に合うかどうかは、子どもの性格や普段の生活を見ていないとわからない。

ここはのんびりしてそうだ、と思っていたら、実は管理が厳しくて結局、途中でやめてしまったとか、そういう場合もあるのです。

先生と話をしていて、「ウチの子は教えてもらってないな」と思ったら、そこは話半分で、やはり家庭がしっかりいろいろ調べておくことが大事でしょう。


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