第511回 問題文の読み飛ばしをどう防ぐか

■ いろいろミスの原因はありますが、問題文の読み飛ばし、もよくある原因のひとつです。

■ テストでは当然急いでいるので、早く読もうとしている。しかし、正確に読もうとはしていない。だから読み飛ばしが起こるのです。

■ 太郎君が先に行ったのに、次郎君が先に行った。Aが上流なのに、Bが上流にしていた。当然できなかったり、おかしくなったりする。そこでもう一度問題文を見直せば、まだ修正が効くかもしれないが、時間がないから飛ばしてしまい、結局「とれるはずの点数が取れない」という事態になるわけです。

■ だから最初から正確に読もうとすることが大事。さらに言えば、答えを書く時にももう一度問題文を読むぐらいの慎重さが欲しい。

■ できる子どもたちもミスは犯すのですが、彼らは時間内に修正するという技を身に付けている。これは今までの失敗があるからです。

■ 準備段階では失敗はいくらしても良いが、その代わりそこから学んで、失敗しない方法を見つけていかないといけない。

■ まずは、「正確に読もう」ということを心がけることです。その練習をやる。過去問で練習すればいいのです。そして答えを書くときにもう一度問題文を確認する。

■ チェックするルーティンが確立できれば、ミスはかなり防ぐことができます。


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ゾーンに入る

この時期、黙々と問題を解き、また解きなおしをしている子がいます。

その間、一言も口を利かず、黙々と作業が続く。

自分でできなかった問題の解説を見直しながら、また自分のノートを見て、の繰り返し。

自分で納得がいくと、また次の問題へ。集中して勉強している、という感じです。

こういう集中状態をゾーンに入る、というような言い方をするようですが、これが出てくると間違いなく伸びる。

勉強というのは自分で集中してやれるようになると、本当に力がつくものです。

逆にその集中ができないでいると、なかなか伸びない。これはどうしてこうなるのだろうか、という疑問に素直に反応してくるとこういう状態が生まれるのであって、それは個の勉強の中ですごみが増してきます。

なぜもっと早くに、と思う気持ちもわかりますが、今それで力をつけてきているのだから、大いに期待しましょう。

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キーワードを探す

国語の入試問題は、文章の作者が作るわけではありません。

学校の先生が作るわけですから、その答えは「この答えで間違いない」という根拠が必要になります。本文中にこう書いてあったから、この答えはアでなければならない。あるいはここにこう書いてあるから、この登場人物の気持ちは「~」ということになる、というような論理考えて答えないといけないのです。

ということは、本文中にそのキーワードを探さなければいけない、ということになります。

WEBワークスを開発する際に、このキーワードを探す練習として何が良いか、という議論があって、最終的に作りこまれたのが「当てはめ作文」です。

これは、文章の要約を表した文章の中に空欄があり、それを文中の言葉で埋める、という問題なのですが、やってみるとそう簡単ではない。

子どもたちもテキストをひっくり返しながら、いろいろ言葉を見つけては文字数に合わせて当てはめています。

で、この作業をすることによって次第に、文章の中でポイントとなる部分が目につき始め、キーワードを絞りやすくなってくる。それと同時に、文章の趣旨が頭の中に整理されてくるので、この作業の後に問題を解くと、正解率がかなり高くなってきます。

文章読解の能力を上げるためにはいくつかの能力を複合的に高めていく必要がありますが、この練習も大事な要素の一つです。

この当てはめ作文は、動画中に先生が問題を指示しています。したがってそれを書き写さないといけない。

ここが便利ではないのですが、実は敢えて便利にしていない。

文章を写すことによって、その文の意味を考えてもらうことが必要だからです。

いかに国語の点数を上げていくか、ここにも大事な戦略が必要なのです。

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