まだまだこれから

これで5月が終わり、東京・神奈川の入試まで8ヶ月。ちょうど1年の3分の1が終わりました。

だから、まだまだ、これからなんです。

しかし、クラス分けで、当初考えていた志望校に届かないのではないか?と思わせられているきらいがある。

無謀な挑戦はしないように、親切でやっていることなんです、という先生がいましたが、余計なお世話だ、という気もしますよね。

山の登り方はいろいろあるので、これからどう考えるかが、大事です。

まずは夏をどう過ごすか。

夏は天王山ではないけれど、やはりそれなりに勉強時間が得られる。しかし、今の子どもたちは、夏期講習で一杯一杯。自分の勉強時間すら確保できない、みたいなところがあるのです。

だからホントにやり方を考えていかないといけない。

夏期講習も自動的に引き落としになっている塾がほとんどです。まあ、考える余裕を与えない、ということなのかもしれませんが、しかし、しっかり考えていきましょう。

ホントにまだまだこれからですから。



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断固たる意思で塾を止めた子

6年生の2学期の最初の組み分け。

何がうまくなかったのかわかりませんが、その子の成績は急降下に近かったでしょう。

で、その瞬間、彼女は断固たる意思で塾を止めました。

親はまた取り返せば良いじゃない?と言ったのですが、しかし6年2学期は通常よりも少し組み分けのスパンが長い。その間、下のクラスで勉強など、絶対にできない!ということで、まあ、あっという間に辞めて個別の塾と家庭教師に変わりました。

まあ、塾がなくなって個別に切り替わると、やはり少し時間的な余裕が出るところもあって、それを使って彼女は猛然と勉強をスタートさせ、過去問をやり、不得手を総復習し、先生にいろいろ質問し・・・で、2ヶ月後の摸擬試験ではトップ層に返り咲いていました。

でも、塾に戻ることはなく、そのままの体制で入試へ。見事志望校合格を果たしました。

こういう断固たる意思を見せるのは圧倒的に女子が多いのです。男の子についてはあまりそんな話を聞かない。が女の子は、精神年齢が高いせいか、まあ、自分ができはじめているところもあって、断固たる意思を持ってやり遂げるところがある。

まあ、山の登り方はやはりいろいろあるのです。


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学童代わり?

子どもたちの通塾日数が増えています。

またお母さんが仕事についている割合も増えている。

5年生になると、最早学童に入れないところは多いので、その分、通塾日数が増えている、とも言えるのです。

塾がそこを見透かしているというか、まあ、それもひとつのやり方だとは思いますが・・・。

しかし、自分で自分の勉強を進める時間が少ないのは、やはり問題が多いのも事実。

実は入学後、できなくなる子どもたちの多くはここに原因があるのです。

それまでは何でもかんでも、人の言うとおりにやっていればよかったところがあり、自分で対策を考える、などということはあり得なかった。

しかし、私立に進むと、その学校オリジナルの進み方をするところがあるので、そんな教材はどこにも売っていない。

だから、自分でいろいろなことを組み立てないといけないわけですが、それができないから、どんどん成績が下がる。学校についていけなくなるから、入学時の成績は良かったのに、高校進学時にはすでに落ちこぼれている、という子もいるのです。

だから、ここはある程度考えて行かないといけない。

子どもが自分で勉強する、ということは将来に向けて本当に必要なことなのです。



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