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講習の復習

夏期講習が始まって、たくさんの勉強をしていますから、当然、授業中にわかることばかりではないでしょう。

となると、ある程度復習をしないといけないし、また勉強したことを実際に自分で使いこなせるようになるために問題演習をしないといけないでしょう。

こういう時間は、少なくとも講習に行っている限りは最も優先しなければならない勉強です。

というのは、それだけ講習に時間をかけているからで、その時間を無駄にしないためにもまず、この復習と宿題にエネルギーを注いでいいでしょう。

ただ、できることを繰り返す、というのはある意味無駄だとも言えます。ところが子どもたちは、やらなきゃいけないこととして、やっているわけだから、そこはある程度親の方でコントロールしなければならないのです。

本来しっかり復習をしっかりやるべきではあるものの、もう充分にできるよね、と思われるのであれば、それは飛ばしていいのです。

このメリハリがないと時間を有効に使えません。

ですから、常に「できるようになっているか」という点を見据えながら、上手に勉強の時間をコントロールしてあげてください。

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水溶液に関する問題

2016年フェリス女学院の問題です。


水よう液が入ったビーカーが4つ(A~D)ありますが、ラベルをつけ忘れてしまいました。この中身は次の4種類の水よう液です。これらを見分ける実験をしました。
    〔うすい塩酸、うすい水酸化ナトリウム水よう液、食塩水、炭酸水〕

20160626t001

1 実験①では、水よう液を蒸発皿に少量とり、おだやかにしばらく熱しました。
 AとBの水よう液を使って行う実験②を考えなさい。また、その実験②をすると結果ウ・エではどのような事が観察されますか。その結果になる水よう液A・Bは何ですか。それぞれ答えなさい。

2 実験④では、水よう液を赤色リトマス紙と青色リトマス紙につけました。
 結果クは、赤色リトマス紙の色が青く変わりましたが、青色リトマス紙の色は変わりませんでした。CとDの水よう液を使って行う実験③を考えなさい。また、その実験③をすると結果オ・カではどのような事が観察されますか。その結果になる水よう液C・Dは何ですか。それぞれ答えなさい。


【解説と解答】

実験①で溶質が固体の物体がCとD、溶質が液体か気体の水溶液がAとBです。となるとそれは塩酸と炭酸水なので、それを見分ける実験をかんがえれば良いことになります。
例えば石灰水を加えれば、炭酸水は白くにごり、塩酸は何も起きません。
(答え)(実験)②石灰水を加える。結果ウ 白くにごる。A 炭酸水 結果エ 変化がない。B うすい塩酸

2 CとDは食塩水と水酸化ナトリウム水溶液ですから、アルミニウムか亜鉛を入れれば、水酸化ナトリウム水溶液はわかります。
(答え)(実験)③ アルミニウムのうすい板を加える。結果オ 変化がない。C 食塩水 結果カ アルミニウムがとけて水素が発生する。D うすい水酸化ナトリウム水溶液

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水溶液に関する問題

2016年白百合学園の問題です。


【表1】は、100gの水にとけることのできる食塩とホウ酸の量を表したものです。

20160605t001

次の問1~3に答えなさい。ただし、計算で割り切れない場合は、小数第2位を四捨五入しなさい。
問1ホウ酸7gと食塩20gの混合物を40℃の水100gにとかしてから冷やしたところ、ホウ酸の結晶は出てきましたが、食塩の結晶は0℃付近まで冷やしても出てきませんでした。
(1)文中の下線部のようになるのはなぜですか。「溶解度」という言葉を使って、理由を簡単に答えなさい。
※溶解度‥・水100gにとける物質の限度量。
(2)この水溶液を20℃まで冷やすと出てくるホウ酸の結晶は何gですか。
(3)40℃のこの水溶液には、さらに何gの食塩をとかすことができますか。
問2 80℃の水20gにホウ酸は何gまでとけますか。
問3 60℃の水200gに食塩をとかせるだけとかしました。
(1)このような水溶液を何といいますか。
(2)この水溶液のこさは何%ですか。


【解説と解答】
問1
(1)ホウ酸は温度が下がると溶解度が下がるのに対して食塩はあまり下がりません。
(答え)ホウ酸は水温が下がると溶解度が大きく下がるため。
(2)20℃ではホウ酸は4.9g溶けるので、7g溶かしていますからその差2.1gが出てきます。
(答え)2.1g
(3)40℃でゃ36.3g溶けるので、20gを引いて後16.3g溶けます。
(答え)16.3g

問2
80℃、100gの水にホウ酸は23.5g溶けます。
水が20gになればその5分の1になるので4.7gになります。
(答え)4.7g

問3
(1)(答え)飽和水溶液
(2)37.1÷(100+37.1)×100≒27.1
(答え)27.1%

「映像教材、これでわかる水溶液」(田中貴)
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