月別アーカイブ: 2016年9月

雲に関する問題

2016年サレジオ中学の問題です。


上昇気流の中では、空気は一つのかたまりとなって大気中を上昇していきます。
ここでは、図1のように、ある地点Pにおいて空気のかたまりAが大気中を上昇し、上昇した空気のかたまりAの中で雲ができるようすについて、くわしく考えていくことにしましょう。
地点Pにおける高度による大気の気温のようすほ、高度Omでは20℃、高度0mから3000mまでほ100m上昇するごとに0.75℃ずつ下がり、高度3000mより上方では100m上昇するごとに0.25℃ずつ下がることが観測されています。また、空気のかたまりAに外から力を加えてAをこの大気中で上昇させた場合、図2のグラフのように、Aの温度は高度の上昇とともに下がっていくことがわかっています。Aが大気中を上昇していき、やがて【1】Aの中で雲ができ始めると、高度の上昇によるAの温度の下がりかたが小さくなります。
次の(1)~(6)の問いに答えなさい。

(1)地点Pにおける高度による大気の気温のようすを、解答らんの図の中にかき入れなさい。ただし、かき入れるグラフは1本の折れ線グラフになります。

(2)空気のかたまりAの温度は、高度0mから1000mまでは100m上昇するごとに何℃ずつ下がりますか。

(3)Aの中で雲ができ始めるのは、高度何mからですか。

(4)Aが外から力を受けなくても自然に上昇できるようになるのは、高度何mからですか。

(5)(4)で求めた高度より上方では、Aは外から力を受けないものとします。Aの中でできた雲の最上点は、高度何mになりますか。

(6)下線部【1】の理由として、最も適当なものを次のア~オから一つ選び記号で答えなさい。

ア Aの中で雲が太陽の光を反射するから。
イ Aの中で雲が太陽の光を吸収するから。
ウ Aの中で雲が断熱材の役割をはたすから。
エ Aの中で雲ができるときに熱を放出するから。
オ Aの中で雲ができるときに熱を吸収するから。
20160918t001

20160918t002


【解説と解答】
(1)
3000mまでは100mごとに0.75℃ずつ下がっていくので、0.75×30=22.5°さがるから、-2.5℃になり、その後-10℃までは7.5℃あるので、7.5÷0.25×100=3000mですから、高度6000mのところまで直線を引きます。

20160918t005

(2)
1000mで10℃下がっているから100mでは1℃になります。
(答え)1℃

(3)
温度の下がり方が変わるところですから1000mです。
(答え)1000m

(4)
(1)のグラフから2000mのところで2つのグラフが重なっています。
(答え)2000m

(5)
(1)のグラフで次に重なる所です。したがって4000m
(答え)4000m

(6)
雲ができるときに熱を放出するので、下がり方が小さくなるのです。
(答え)


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は

練習して覚えなさい、ただそれだけです。


今日の慶應義塾進学情報

平面図形の問題




center3

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村

学ぶべき時期

最近の入試問題を見ていると、学校間の難度の差が大きくなっているのがわかります。

上位校はやはり難しいままですが、しかし多くの学校では明らかに問題がやさしくなっているのです。さらに言えば、上位校でも近年問題がやさしくなったと思われる学校が出てきています。

なぜ問題がやさしくなっているか、といえば、それは簡単で難しい問題を出すと差がつかないからです。(つまり、みんなができないので、誰を獲って良いかわからなくなる、ということでしょう。)

ここ数年、すべての塾のカリキュラムが前倒しになり、子どもたちの受験準備が平均1年長くなっているのに、なぜ問題はやさしくなるのか。

つまり学ぶべき時期に学んでいない、ということになるわけです。昔で言えば、全員が飛び級しているようなものだから、そうなるのは当たり前といえば当たり前の話。

しかし、フリーダム進学教室でカリキュラムを整理してみると、以前のように5年生からの2年間で十分に学べる範囲であり、子どもたちがそれなりに成長した段階で学べば、それほど無理なく勉強できるはずなのです。

だから決して慌ててはいけません。

本来できるようになる時期は必ずあるわけで、そこまでの間に気持ちが疲れないように気をつけていけば、取り返すことは必ずできます。


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は

モチベーションができるまでは


中学受験 算数オンライン塾

9月17日の問題




にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村




徒労感

ある塾で大量の宿題を出された。

本人ががんばってもなかなか難しいが、その時は「やらねばならない」という義務感が先に立っていたから、夜遅くまでがんばって何とかやりあげた。

しかし、次の週、その宿題の内容のテストを受けてみたら、全然できなかった。

いや、最近の受験場面では良くある話だと思うのです。

つまり本当に終わらせる、ということに目標が行ってしまって、わかる、ということに視点が行っていない。たくさんやらせればできるようになるんだ、という考え方は気をつけていないとこういう結果を生む可能性がある。

この宿題の半分でいいから、ていねいにやり遂げて、なるほど、次はこの手の問題は全部できそうだ、と感じてもらうのがまず第一。

それでうまくいかなくても「あんなに遅くまでがんばったのに」という徒労感はないから、「じゃあ、もう一度確認してみよう」という気にはなるわけですが、徒労感が出てしまうと「もうムリ」という感じになってしまう。

小学生のうちはこの「徒労感」に注意してください。それで意欲をなくしてしまっている子が案外多いように思えます。


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は

再生ボタンと早送りボタン


今日の慶應義塾進学情報

志望理由




にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村