月別アーカイブ: 2014年10月

第158回 出願準備

■ 出願準備を考えなければいけない時期になりました。まずは写真。カラー写真で撮れば良いと思いますが、どのくらいのサイズのものが何枚いるのか、しっかり調べておきましょう。後からいろいろな手続きでさらに必要となりますから、焼き増しができるように写真館で撮られることをお薦めします。

■ 基本的に写真は入試の時の本人確認に使用します。入試の最中、試験官は写真票を持って本人であるかを確認しています。試験中めがねをかけているのであれば、めがねをかけて撮った方が良いが、本人がいやがる場合もあるでしょう。その場合は、あまりこだわらず本人の気に入る写真で結構です。

■ 続いて必要書類の確認。多くの学校では調査票を求めず、通知表のコピーで足るようにしていますが、調査票を求める学校もありますし、その準備をしておかなければなりません。調査書の場合は2学期を終えて書いてもらう、というのが普通ですが、早い手続きの場合は小学校の先生にお願いする時期を気をつけておきましょう。

■ 通知表のコピーはすでに手元にあれば特に問題はありませんが、2学期の通知表のコピーで間に合わなくならないかだけは確認しておいた方が良いでしょう。

■ あとは出願手続きのスケジュールです。1月校は12月にもう出願が始まります。東京、神奈川では2月1日から入試が始まりますが、概ね1月10日前後から出願手続きが始まります。学校に出かけて出願をする場合もあれば、郵送出願もあります。またインターネットによる出願も出てきましたので、いずれにしてもその方法と日程を確認してください。当然、日程から逆算していろいろな準備を始めなければいけないわけで、そのためには当然、併願校もそろそろ絞らなければいけない時期です。

■ いざというときのために、みたいな学校は別にして、ある程度併願校を絞り込んだ上で出願準備をスタートさせてください。

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平面図形の問題

2014年早稲田大学高等学院中学部の問題です。


図の四角形ABCDは面積が24cm2の平行四辺形です。辺AD上に点Eを、辺AB上に点F、辺CD上に点Gをとります。さらに3点、H、E、Fと3点、H、B、Cがそれぞれ一直線上になるように点Hをとります。
AF=FB、AE=ED=BH、CG:GD=3:2のとき、色のついた部分の面積を求めなさい。


【解説と解答】
三角形AFEと三角形FBHは合同ですから、斜線部分の面積は平行四辺形ABCDから三角形EGDと三角形BCGの面積を引けば良いことになります。

三角形EDGは平行四辺形ABCDの半分の面積である三角形ACDの$$\frac{1}{2}$$×$$\frac{2}{5}$$=$$\frac{1}{5}$$

三角形BCGは平行四辺形ABCDの半分の面積である三角形BCDの$$\frac{3}{5}$$

したがって残された部分は1-$$\frac{1}{2}$$×$$\frac{1}{5}$$-$$\frac{1}{2}$$×$$\frac{3}{5}$$=$$\frac{3}{5}$$

24×$$\frac{3}{5}$$=14.4

(答え)14.4cm2


「映像教材、これでわかる比と図形」(田中貴)

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どこまでが誤字になるか

子どもたちの答案を採点していると、明らかに字が流れているときがあります。

本当はここは止めなければいけないが、急いで書いているので止まっていない。あるいははねなければいけないところをはねていない。

で、間違いといえば間違いではないか、と思うのだが、とはいっても解答としては合っているのだから×もかわいそうじゃないの?という意見もあります。

これは学校によって違います。多少、まあ、いいか、と大目に見る学校もあれば、×にしてしまう学校もある。

しかもその学校の違いは、受験前にはわかりません。もちろん学校はすべての受験生に対して同じ態度で臨むわけだからそこに差がつくわけではないが、ということはやはりていねいに書いた方が確実に得点できる、ということなのです。

これからも模擬試験が続きますが、案外、採点は甘いところがある。良く見てみると、字が違うということはあるものです。でも、まあ、何となく合っているように見えるから○がついている。

これはラッキーではなくて、実はアンラッキーなのです。

×がついていれば、そこを注意するようになるが、○がついているとこんなもんでもいいんだろう、という気になってくる。

でも学校が厳しく採点してしまえば、「とれる点数がとれなかった」という結果になってしまいます。

子どもたちには「誰がなんと言おうとこれはこうだ、とわかる字を書く」ということをこれから徹底していきましょう。さじ加減は判断できないのだから、「誰がどう見てもこうだ」とわかる字で書く以外に確実に得点する方法はありません。

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