月別アーカイブ: 2014年8月

中和に関する問題

2014年成城中学の問題です。
次の文を読み、以下の問いに答えなさい。 【実験1】 A~Dの4つのビーカーに、ある濃さの塩酸と、水酸化ナトリウム水溶液をそれぞれ加えて混ぜた後、BTB液を2、3滴加えました。加えた塩酸および水酸化ナトリウム水溶液の体積とBTB液を加えたときの色は次の表のようになりました。 図1 問1 この塩酸50㎝3をちょうど中和させるのに必要な水酸化ナトリウム水溶液は何cm3ですか。 問2 ビーカーAの水溶液をおだやかに熱して、出てきた気体を集めました。この気体の名前を答えなさい。 問3 次のア~オの金属のうち、ビーカーDの水溶液に加えて熱したところ、水素が発生するものをすべて選び、記号で答えなさい。 ア 鉄 イ 亜鉛 ウ 銅 エ 金 オ アルミニウム 【実験2】 実験1と同じ塩酸40㎝3に、実験1と同じ濃さの水酸化ナトリウム水溶液を加えてまぜた後、熱して水分を蒸発させ、残った固体の重さを調べました。水酸化ナトリウム水溶液の体積を変えて何回か実験したところ、次のグラフのような結果になりました。 問4 グラフの中の空欄にあてはまる数を答えなさい。 問5 塩酸40㎝3に、水酸化ナトリウム水溶液50㎝3を加えて熱したとき、残った個体には2種類の物質が含まれていました。何という物質が何g含まれていましたか。
【解説と解答】 問1 BのBTB反応が緑色になっているので塩酸:水酸化ナトリウム水溶液=4:3で中和します。 したがって50×$$\frac{3}{4}$$=37.5 【答え】37.5cm3 問2  Aは酸性のままですから、塩酸が残っています。したがって熱すれば塩化水素が出てきます。 【答え】塩化水素 問3 Dは水酸化ナトリウム水溶液が残っています。したがって水素が発生するのは亜鉛とアルミニウムです。 【答え】イとオ 問4 中和は4:3とわかっていますから塩酸40㎝3を中和させる水酸化ナトリウム水溶液は30cm3です。 【答え】30cm3 問5 グラフから水酸化ナトリウム10cm3には水酸化ナトリウムが1.44-1.17=0.27g含まれています。 グラフから中和でできる食塩は1.17gとわかっていますから、残り水酸化ナトリウム20㎝3に含まれる水酸化ナトリウムは0.27×2=0.54gです。 【答え】 食塩1.17g 水酸化ナトリウム0.54g 「映像教材、これでわかる水溶液」(田中貴) ============================================================= 中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は 土曜授業復活? ============================================================== 今日の慶應義塾進学情報 志望理由を100字以内で書く ============================================================== ============================================================== ============================================================== にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(塾・指導・勉強法)へ にほんブログ村

焦点は得点力へ

受験勉強をするのは、入試に合格するためです。

入試に合格するためには合格点をとる必要があります。したがって、これからの勉強は当日の入試で合格点を取るための練習でなければならない。さらに言えば、受験する学校の入試問題で合格点を取る、ということが必要であって、模擬試験で合格80%偏差値をとる、ということではありません。

入試で合格点を取るということと、模擬試験で合格可能性80%以上をとる、ということは同じようでいて、実はそうではないのです。

中学入試はすべて独自入試です。学校がほしいと思う人材を思い描き、学校の教育に合う素質を持つ子どもたちを選びたい、と考えます。

例えば、入試で記述式の問題を採用しようという学校は、入学後、レポートの多い学校でしょう。文章を書くということが苦手であるとするならば、レポートの提出は地獄みたいに思えるかもしれません。それでは学校生活が楽しくないし、子どもが得るものも少ない。

だから入試で記述式の問題を出して、その素養を確かめるのです。

逆に言えば、それに合わせて練習を積み重ねていくことで、学校の求める人材像に近づいていくわけで、だから過去問練習は大事です。

で、これから後半戦はその入試で1点でも多く取る、ということがテーマでなけらばならない。出ないと思えるものまでやる時間はないのです。また問題を読み違えたり、計算ミスをすることも本当にもったいない。

そういうことをひとつひとつ詰めていって、最終的に合格点がとれれば今回の練習は大成功、ということになるわけで、そろそろ完全に入試へ向けて切り替えてください。

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ていねいさとは?

良く子どもたちは「ていねいに解きなさい」という注意を受けます。

しかし、このていねいに解く、とはどういうことなのか。本人はていねいに解いているつもりかもしれないし、何がいけないのかを検証しなければなりません。

では、ていねいに解かないとどういうことになるのか。

1 問題文を読み違えている
2 計算間違いをたくさんする
3 説明や解答の字が汚い
4 解答が枠をはみ出す

と、まあいろいろあるでしょうが、ポイントは1つ。

「本当はできる問題を落とした」

ということに尽きるのです。

模擬試験でやった問題をもう一度家で解きなおしてみると、できる、ということは良くあります。これはまさに「本当はできる問題を落とした」ということなのですが、ではなぜ、こうなったのか?

たまたま思いつかなかった、ということもあるでしょう。それはそれで仕方がない部分もあるが、例えば途中で計算を間違えた、とか、最後で問題の指示を見落とした、とかそういうことになると、まあ、もったいない、ということになる。

で、こういうことがなくなると、まず間違えなくなる。間違えない、ということは合格するのです。だから「ていねいな子」は合格するに決まっている。

ではそういう状況と、我が子の状況は一体何が違うのか。まずは一度、全部書き出してみるといいと思うのです。(これは本人の前ではない方が良いでしょう。)

その上で直すべき優先順位を考えてください。試験中にまずやれるのは1つか、2つです。これを絞り込まないとうまくいかない。

あれもなおせ、これもなおせ、というのではまずなおりません。この1点を直す、ぐらいの力の入れ方をしないと、そう簡単にはいかない。だから戦略が必要なのです。

こういうコーチングがこれから大事になりますから、このお盆休みにぜひ考えてあげてみてください。

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