良く子どもたちは「ていねいに解きなさい」という注意を受けます。
しかし、このていねいに解く、とはどういうことなのか。本人はていねいに解いているつもりかもしれないし、何がいけないのかを検証しなければなりません。
では、ていねいに解かないとどういうことになるのか。
1 問題文を読み違えている
2 計算間違いをたくさんする
3 説明や解答の字が汚い
4 解答が枠をはみ出す
と、まあいろいろあるでしょうが、ポイントは1つ。
「本当はできる問題を落とした」
ということに尽きるのです。
模擬試験でやった問題をもう一度家で解きなおしてみると、できる、ということは良くあります。これはまさに「本当はできる問題を落とした」ということなのですが、ではなぜ、こうなったのか?
たまたま思いつかなかった、ということもあるでしょう。それはそれで仕方がない部分もあるが、例えば途中で計算を間違えた、とか、最後で問題の指示を見落とした、とかそういうことになると、まあ、もったいない、ということになる。
で、こういうことがなくなると、まず間違えなくなる。間違えない、ということは合格するのです。だから「ていねいな子」は合格するに決まっている。
ではそういう状況と、我が子の状況は一体何が違うのか。まずは一度、全部書き出してみるといいと思うのです。(これは本人の前ではない方が良いでしょう。)
その上で直すべき優先順位を考えてください。試験中にまずやれるのは1つか、2つです。これを絞り込まないとうまくいかない。
あれもなおせ、これもなおせ、というのではまずなおりません。この1点を直す、ぐらいの力の入れ方をしないと、そう簡単にはいかない。だから戦略が必要なのです。
こういうコーチングがこれから大事になりますから、このお盆休みにぜひ考えてあげてみてください。
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