月別アーカイブ: 2014年2月

暇だね

新学年が始まったところで、受験が終わった6年生がぶらっと顔を出すことがあります。

「おや、どうしたい?」
と聞くと、
「え、暇だから。」
という答え。

まあ、そういうこともあるでしょうか。

実際にこれまで、ずいぶん塾に通ったし、勉強もしてきたわけだけれど、突然、そういう生活から解き放たれて、何をしていいかわからない症候群、になる場合もあるやもしれません。

でも、そういう中からまた何かを見つけてもらいたい。今度は自分で。

といって早くもバチバチにゲームのキーをたたいている子もいるでしょうが、しかし、それもやはり飽きてくる場合もあるでしょう。

でも、せっかくできた時間だから、例えば本を読んでもいいし、見たかった映画のDVDを借りてきてもいいし、やろうと思えばいろいろなことができる。

しかし・・・。

そういうものを自分で見つけ出す、ということは非常に大事なことなのです。

中学生になると、ある意味いろいろなことに興味が出てきてしかるべきであり、それをまた調べ、また自分でやってみるうちに、少しずつ、自分の興味が核となっていく。

これがやがて自分の専門の勉強の方向性になっていくものですから、暇であることは非常に大事なことなのです。

まあ、これまでいろいろと忙しかったのだから、じっくり暇を楽しんでください。

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第122回 せっかく早くやったのだから

■ カリキュラムを履修していく段階では、あまり学校別傾向というのは考えません。まずはとにかく通過算なり、ニュートン算なりができるようにならないといけないからですが、カリキュラムが早く終わったときに迷いが生じます。

■ というのはやはり学校によって出題傾向は全く違う。中学入試はすべて学校が独自に問題を作る「独自入試」ですから、それぞれに特徴があり、それは偏差値とはあまり関係がない。難しい学校は算数の記述式が多い、とされていますが、しかし、記述を出さない学校ももちろんあるわけで、難問を少なく並べる学校もあれば、標準的な問題を数多く並べる場合もあります。だから、どこを狙うか、ということで対策は変わってくるわけですが、しかし、これだけカリキュラムが早く進行してしまうと、本当に大丈夫か心配になってくる。

■ それで、また復習と称して似たような問題を繰り返すことになるのだと、何のために早くやったのか、わからない。それならばゆっくりやっても同じことなのです。

■ まだ志望校が決まらない、という場合もあるでしょうが、やはりここまで来たら志望校をある程度想定していった方が効率が良いのです。カリキュラムが前倒しされて一番のメリットは何かといえば過去問に早くあたれることです。一応すべてのカリキュラムは終わっているわけだから、習っていない、ということは少ないわけで、じゃあ、過去問も一応やろうと思えばできる。

■ もちろんこの段階で歯が立たないでしょう。しかし、その学校の出題傾向は肌で感じることができる。「ああ、こういう問題が出るんだ。」とか「これはおもしろそうだ。」とか興味が湧いてくればしめたものです。

■ したがってまたすべて復習に、と戻らない方が良いでしょう。もちろんカリキュラムでは復習のオンパレードかもしれないが、そんなことはお構いなしに少しずつ過去問をあたっておくと良いと思います。「どうもこの学校の問題は相性が悪い。」「この学校の問題は解きやすい」というような違いが出てくると、志望校を絞り込んでいく上でも役に立ちます。

■ せっかく早く進んだのだから、そのメリットを活かしていきましょう。

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濃度の問題

2014年麻布中学の問題です。


A、B、C、Dの4つの容器があります。Aには濃さ12%の食塩水が80g、Bには濃さ4%の食塩水が160g、Cには濃さ5%の食塩水が40gそれぞれ入っています。
Dには何も入っていません。
A、B、Cの食塩水をそれぞれ20gずつ何回か取り出して混ぜ、Dの容器に濃さ6%の食塩水を作ります。できるだけたくさんの食塩水を作るにはそれぞれ何回ずつ取り出して混ぜれば良いですか。ただし、食塩水の濃さとは、食塩水の重さに対する食塩の重さの割合のことです。


1コ20gのおもりをぶらさげて下図のようなてんびんになるべく多くのおもりをぶら下げて釣り合わせれば良いということになります。

Aが4個のとき、4×6=24ですから、Cを2個組み合わせると24-1×2=22 22÷2=11となりBが足りません。

Aが3個の時、3×6=18 18-1×2=16 16÷2=8でこの場合はちょうど成り立ち、出来上がる食塩水は
20×(3+2+8)=260gになります。

したがってこのときが一番多いので、A3回、B8回 C2回になります。

【答え】
A3回、B8回 C2回

6年算数頻出問題精選ノート(田中貴)

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