月別アーカイブ: 2013年12月

全力でぶつかった

試験まであとわずか、という時期になってきました。

この時期は、もう、ホントに全力で入試に向かってもらいたい、と思います。

もちろん、そういう時間の使い方をしているだろうとは思いますが、気持ちもそうなってほしい。

「これ以上、勉強はできなかった。だから、全力は尽くした。」

という感覚を入試前日に持てたら素晴らしいな、と思うのです。

入試の結果を恐れるあまり、つい、手を抜く子がいます。

「僕は、全力は尽くさなかった。だから落ちても仕方がない。」

これは、本人にとって不幸だし、また先先もそういうことになりえる。

結果は、いずれにしても出るので、そこを不安視しても仕方がない。変えられるのは今であり、将来であるわけだから、これから入試まではとにかく全力を尽くす、ということがとにかく今は一番大事です。

これは本人に良く言い聞かせておくべきでしょう。(といって、すでにそうなっている子に重ねていうこともありませんが。)

だからといって、当然、徹夜して勉強しろ、というわけではありません。

本人ができることを、精一杯やればいいのです。そこに余地を残さない。

最後まで頑張り切った、という気持ちがあれば、これから先もいろいろなことに前向きに挑戦できるようになります。

だから、最後まで走り切ってほしいと思います。

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第114回 子どもの歩く道は平坦ではない

■ ここまでくると、何とか合格してもらいたい、というのが親心というものでしょう。でも、だからといって、あっちの塾、こっちの個別指導と連れまわってはいけません。最早、本人が勝負する段階なので、私が何とか、と思ってはいけないのです。

■ 小学校受験というのは、良く親の受験と言われました。本当はまだひらがなも書けない前提の(そんなわけないんですけど)子どもたちを選抜するというのは、なかなか難しいことではある。したがって親がどういう育て方をしたのかが結構大きいウェイトを占めていたりするわけですが、中学受験は明らかに本人が入学試験の問題を解けるかどうか、ということにかかっているので、あまり親がしゃしゃり出ても仕方がないところがあります。

■ どうしても子どもが小さいときからの考え方が親の方に根付いているので、つい、子どもの障害を取り除いてしまいたい、と思ってしまう。本来、子どもたちがこれから歩く道は、結構でこぼこしているわけですが、でこぼこしているからこそ、歩き方がだんだん身についてくるのです。そこをローラーかけて、アスファルトを敷いてしまったら、子どもたちは逆に平坦な道しか歩けなくなってしまう。だから、多少でこぼこした道を歩かせていくことを考えた方が良いのです。

■ その意味では中学受験は、はじめて子どもたちが自分の力で乗り越えなければいけない選抜であるので、子どもの力が問われます。とはいえ、まだ12歳。先はまだまだ長いですから、今のうちにでこぼこに慣れてもらいましょう。

■ この後、自分でしっかり歩けるようになれば、今回の受験は良い試練と、言えるでしょうから。

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数の性質に関する問題

2013年開成中学の問題です。


ある装置Aに0でない整数を入力すると、その整数の一の位から順に見て初めて0でない数字が現れる位で四捨五入した整数が出力されます。例えばAに95を入力すると100が出力され、320を入力すると300が出力され、2000を入力すると0が出力されます。このとき、次の問いに答えなさい。

(1)Aに0でない整数を入力したところ、200が出力されました。このような整数はいくつありますか。

(2)ある3ケタの整数アをAに入力したところイが出力されました。このイをAに入力したところ0が出力されました。イが0でないとき、このような3ケタの整数アはいくつありますか。


(解説と解答)
(1)はじめて0でない数字、というところに注意してください。
150、160、170、180、190、195、196、197、198、199
201、202、203、204、210、220、230、240 
ということになるので、18個です。
(答え)18個

(2)3ケタの整数の最大は999です。アが999とするとイは1000になり、イを入力すると0になります。
イは0ではないので、イを入力したときに0になるのは、イが1000、400、300、200、100のときです。

イが1000の場合、アは950、960、970、980、990、995、996、997、998、999、500、600、700、800、900の15個です。

イが400の場合、アは、350、360、370、380、390、395、396、397、398、399、401、402、403、404、410、420、430、440と18個あります。
イが300、2000の場合もそれぞれ18個あります。
イが100の場合、アは、3ケタでなければならないので、101、102、103、104、110、120、130、140と8個になります。
以上から
15+18×3+8=15+54+8=77
(答え)77個

「映像教材、これでわかる数の問題」(田中貴)

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