月別アーカイブ: 2013年11月

急ぎの虫をどう抑えるか

ミスの原因はいろいろありますが、その根本には急ぎの虫がいます。

早くやらなきゃ。早く解かなきゃ。

という気持ちが子どもたちを見ていると明らかに強い。

例えば模擬試験では、すぐに鉛筆がカリカリ動く音が始まる。本当は、もっとゆっくり問題を読んだ方が良いのに。しかし、急がないと終わらない、という気持ちが強いのです。

これをどう抑えるか、がこれから成績を安定させるためのコツになります。

模擬試験でも、過去問の練習でも、重視すべきは「正答を導く」ということなのです。

急いでやってすべての問題に手をつけて正解率が7割なのと、ゆっくりやって7割の問題を解いて正解率が100%なのと、同じ70点ですが、しかし、入試の結果で見ると、明らかに後者の傾向の子どもたちが合格します。

正解率が高い方が合格しやすい。

このことを徹底的に子どもたちに教える必要があるのです。

ミスが出るのは急ぐから。急がないと終わらない、という強迫観念は長年、組み分けテストを経験している子どもたちにしみついている。

しかし、正解率の高い子どもたちは決して急がない。自分のペースで解いて、答えられるところまででいいと、最初からそう思っているフシがあります。

この感覚を身に付けることが大事。これからの過去問練習で、ぜひその感覚を研ぎ澄ましてください。

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めんどくさい

先日、宮崎駿監督のドキュメンタリーを見ておりましたら、監督がしょっちゅう
「めんだくさい、あー、めんどくさい。」
とぼやいておりました。

アニメーションを創る、ということは、本当に細々とした作業を積み重ねていかなければいけない。だから本当に「めんどくさい」作業の連続なのでしょう。

しかし、一方で監督は
「でも、これをやらないといい仕事にはならないんです。」
と自分に言い聞かせるように、話をしておられました。

大事なことはめんどくさい。

その通りだと思います。

知識を覚えるのもめんどくさい。算数の問題を解くのもめんどくさい。まして、試験でいろいろな確認作業をしながら正答にたどりつくのは本当にめんどくさいのです。

しかし、この小さいときから、そのめんどくさいことをしっかりやれるようになる、ということはなかなか得難い経験でもあります。

多くのことはめんどくさいから大事なのです。

それをひとつひとつ積み重ねる。そういう過程が受験勉強にもあるので、いい経験をしているのだから、最後までがんばってやりあげてほしいと思います。

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第109回 親がまずプラスイメージを持つ

■ 入試は勝負事です。一発勝負ですから、その時の試験の出来で決まる。これまでの組み分けがどうであろうと、模試の合格可能性がどうであろうと関係ない。その分、逆転も充分あり得るわけです。

■ だから、気持ちが前向きになっていた方がいいに決まっている。よくプラスイメージを持つべきだという話になりますが、子どもが「合格するぞ」という気持ちをしっかり持つことは入試においてはやはり大事なことでしょう。

■ ただ、プラスイメージをもちなさい、と子どもたちは言われてもあまりピンとこない。私は良く「合格したら何をするか」ということを考えなさいと話をしていました。「合格したらあのクラブに入る。」
「合格したらあそこに行ってみたい」「合格したら、遊びまくる」(あらら・・・)まあ、いろいろ考えられるでしょう。そして何より「不合格なら・・・」は一切考えないようにさせていました。

■ でも、家に帰ると、「そんなことをしてると落ちるわよ」という口撃に遭ったりして、子どもたちも大変です。で、子どもたちがプラスイメージを持った方が良いのと同じように、親がプラスイメージを持つことも大事です。

■ 「合格したら・・・」、をぜひ楽しい方向で考えてください。(月謝が大変、というのもわかりますが。)そうすると、何となく先が楽しみになる。先が楽しみになる、ということは「怖くはなくなる」ということです。そうなると、子どもたちにもその雰囲気は伝わります。お父さん、お母さんはあまり気が付いていないことが多いのですが、実は子どもたちはお父さん、お母さんの様子に敏感です。

■ あれ、僕ってだめ?みたいな感じになると、簡単にへこみます。(もちろん、また浮かび上がってもきますが。)だからプラスイメージを持っていることが大事。口角を上げて、楽しいことだけを考えてください。それが子どもたちに移って行けば、いい方向に向かうでしょう。

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