日別アーカイブ: 2005年8月15日

第31回 秋に向けての学習法(1)

■夏休みが残りあと2週間になりました。6年生のみなさんはいよいよ実戦的な学習に入ったころではないかと思われます。知識を覚えたり、過去の入試問題を練習したり。これからはいよいよ得点力をつける学習に進まなければなりません。

■模擬試験でできなかった問題を家に帰って復習すると正解になることがありますね。みなさんにはその問題を解く力はついているのです。しかし実際に試験の場面でそれを得点する力はなかったわけです。試験は時間も限られているし、自分の家と違って緊張する部分もありますから、自然、みなさんが持っている問題を解く力がフルに発揮できるとは限りません。

■ですから模擬試験を受けたり、過去の入試問題を解いたりしながら、限られた時間の中でできる限りの点数をとる工夫をしていく必要があるのです。よくお話しますが、多くの入学試験の合格点は60%から70%の間になります。8割や9割できなければ合格しないという入試はないといっていいでしょう。したがって確実に7割取れれば合格できるのです。

■7割とるというのは3割間違えられるということです。したがって難しい問題にかかわっているよりは、自分のできる問題を確実に解き上げることが大事になります。問題の読み違いをしたり、計算ミスをしたり、いろいろとミスの原因はありますから、それをひとつずつなくしていき、確実に得点できる力を作り上げていかなければなりません。

■知識も大事です。どんなに頭のいい人でも知らない知識は覚えなければテストでは答えられません。ですから、知識は確実に覚えていかなければなりません。歴史の年号、地名、花や星の名前、覚えることはたくさんありますね。でも、これも入試に良く出るものとそうでないものがあります。やはりよく出るものをしっかり覚えるということが大事で、これは入試問題をやっていくとよく出てくる問題に出会いますから、できなかったことを復習することでよく出る知識を覚えていくことができるでしょう。

■みなさんは入学試験に合格するために勉強しているのですから、試験で点が取れるために何をすればいいのかをしっかり考えることです。受ける学校が決まっていればどんな入試なのか調べて、その中から自分ができること、できないことを分けて対策を考えていきましょう。目標は7割です。7割をとるためにどうすればいいのか、実際に問題を解きながら学習方法を考えていかなければなりません。次回は各教科についてもう少し詳しくお話しましょう。

(平成17年8月15日)

第18回 夏休み残り2週間

■お盆を過ぎ、夏休みも残すところあと2週間です。6年生はこれまでの復習や基本的な問題の解法の学習を終えて、知識の暗記や過去問など秋の模擬試験に向けての実践的な学習を始める時期に入りましたし、5年生は2学期の予習にシフトしていきたい時期です。

■しかし、これまでの学習の様子を見ると、前期の学習が十分というわけにはいかないでしょう。予定が半分も終わっていないという子どももいるかもしれませんし、一応問題はこなしたものの、本当に理解できているのかはなはだ心もとないという場合もあるかもしれません。

■しかし、ここで予定を変えることなく、後半の学習に進んでください。本当に理解しているかどうか、不安な場合もあるかもしれませんが、子どもの学習に完璧というのはありません。ある程度は当然学習して理解も進んでいるでしょうが、だからといって完全にわかっている分野は限られます。ただ実戦的な学習をしたり、予習分野に進むことによって、その不完全な部分も明確になってくる場合もあるのです。

■そのとき、もう一度その場の勉強を進めるのに必要な復習だけをすればいいでしょう。そして、とにかく予定通り進んでください。その過程で子どもたちの理解が進む場合がほとんどなのです。これから後半がむしろ夏休みの勉強では重要な範囲に入ってきますから、確実に歩みを進めてほしいと思います。

(田中 貴)

(2005年8月15日)