日別アーカイブ: 2005年5月21日

第39回 画像

■ビデオの編集に参画してみると、いろいろとアイデアが浮かんできます。「ここで発芽の画像がはいるといいよねえ。」「ここで星の写真が出てくるとよくわかるんじゃない?」しかし、なかなか著作権フリーの素材にはあたりません。ただ、お父さん、お母さんが子どもたちに見せる分には十分な素材がいっぱいあります。

■例えばエンドウマメの発芽の画像。これは動画でありました。こちらから
著作権の説明を読むと、家庭教育での使用は問題ありませんから、ぜひ子どもたちに見せてあげてほしいと思います。

■授業をやっていて、一番感じるのは、やはり「百聞は一見にしかず」です。有はいにゅう種子は発芽に必要な栄養分をはいにゅうに蓄積しています。しかし、ダイズやエンドウマメは発芽の栄養分を子葉にためます。つまり栄養分をためている部分が最初のふたばになって、光合成を始めるのです。これも動画をみれば一発でわかります。前述のページの3番目の動画をごらんください。豆の部分がいっしょに発芽しているのがわかります。これを子どもたちに説明するのは大変でした。でもこの動画を見れば、あっという間にわかってしまうでしょう。

■ただ、これらの素材が親切にホームページに出てきている一方で著作権は厳密に管理されています。最近困るのが国語の教材だというお話をしたと思いますが、なかなか著作権フリー素材を見つけるのは大変です。ただご両親がお子さんに教えるにあたってはなかなか魅力的な素材をインターネット上で見つけることができます。

■先日、私も試しに作ってみましたが、図形の移動など動画であらわすと大変よくわかります。月の満ち欠けも、実際にアニメーションにしてみるとよくわかるのではないかと思いますし、立方体や直方体の切断も3-Dで見れば、きっとよくわかるでしょう。これからtanakatakashi.netではこのリンク集を充実させてみようかと思っています。

■でも最後はやはり、お父さん、お母さんが子どもたちに見せてあげて、ちょっと説明もしてあげてください。そういうお父さん、お母さんの「理解してもらいたい」という想いが私は教育の原点だと思います。

(平成17年5月21日)

第8回 志望校の選び方(3)

■さて、ここまで考えてくると志望校はかなり絞られてくるのではないかと思います。これらの学校について、今度は子どもたちに行ってもらいましょう。機会としては文化祭が一番、良い機会になるのではないかと思います。秋は模擬試験などもあって、あまりゆっくりできないかもしれませんが、なるべくじっくりと体験してもらいましょう。

■その中で、子どもたちなりに感じるところはあるかと思います。例えばサッカーの好きな子が、文化祭でサッカーの試合をやっているのを見るだけで、かなり魅かれるだろうと思います。その他、学校の施設が最新のものだったり、あるいは雰囲気がクラシックだったりして子どもたちが気に入る場合も少なくありません。ただ、子どもたちの場合は、やはり雰囲気ですから、たまたま違う場面に会えば、違う結論になるかもしれません。

■ただ通うのも、勉強するのも子どもたちですから、本人が気に入った学校がやはり一番です。ですから、お父さん、お母さんが十分吟味した後で、本人を連れて行った方がすんなり決まるかもしれません。子どもたちはきわめて流動的に志望校を口にします。例えば、親しい友達が、志望校を口にするようになると、「僕もその学校を受ける」と言い出すことはよくあることです。

■その学校が家から近かったり、またお父さん、お母さんが納得のいく学校であればいいですが、そうでない場合もあるかもしれません。そこで頭ごなしに「そこはだめ」といってしまうと子どもがかたくなになってしまう場合があります。ですから、その場合はしっかりお父さん、お母さんの考えを説明してあげるといいでしょう。

■いずれにしても、ここまで考えてくれば子どもたちも自分がここに行きたいという気持ちになってくるでしょう。やはり「ここに入りたい」と強く思っている子どもたちは、努力もするし、成績も上がってきます。受験はやはり目的があってやることなので、少なくも5年生の秋までには第一志望を考えておくといいでしょう。さて、次回は第一志望が決まった上で、受験校の候補の絞り方をご説明しましょう。
(田中 貴)

(2005年5月21日)