月別アーカイブ: 2005年6月

第25回 眠い!

■勉強したり、塾で授業を受けているとき、ものすごく眠くなることってありませんか?大あくびして、「緊張感が足りない!」なんて怒られたことのある人もいるかもしれませんね。どうすればいいのでしょうか?

■みなさんは成長過程ですから、からだのあちこちが成長中です。したがって体が休みを必要としますから、ある程度の睡眠時間を確保しなければなりません。しかし、十分に睡眠が足りていない場合や、午前中からがんばって活動してくると、からだが疲労して睡眠を要求するようになります。夕方から6時くらいまでの間に眠くなるのは、基本的にはこのパターン。家にいる場合は、もう寝ちゃうことです。

■みなさんも経験があるかもしれませんが、5分から10分眠るとスッキリすることが多いのです。ですからベットには入らず、少し体を休めるような気持ちでゆったりと腰掛けてください。そして目覚ましをかけるか、起こしてもらうかしましょう。

■この段階でベットにはいってしまうと、そのままコンコンと眠ってしまうので気をつけてください。5分か10分、長くても15分。それ以上長く寝てはいけません。しかし、この10分間くらいの睡眠で、スッキリするのです。眠気がとれていることに気がつくでしょう。

■問題は塾。授業中に眠るわけにはいかないかもしれませんね。でも眠いと思ったら無理せず、しばらく休憩してください。いくら緊張していても、体が眠いといっているとそう簡単に眠気は消えません。少しでも休めば、眠気は消えてしまいます。私は授業中、眠そうな子がいると、時計を見て5分から10分間、その席で休憩してもらいます。居眠りをする子もいますが、ほっときます。そして10分たったら、「さあ、おきようか」と起こしています。そうすると、もう眠くなくなって授業に参加できていますね。他の人の迷惑にならない程度に休むのが眠気に対するコツかもしれません。だからといって、夜遅くまで起きて、日ごろの睡眠時間が不足しているのは、どうにもなりません。寝るべきときはちゃんと寝ることも大事なことです。

(平成17年6月27日)

第13回 夏休みに何を復習すべきか

■間もなく夏休みになります。さて夏休みは総復習の時期とよく言われますが、何を復習すればいいのでしょうか。

■1つはできなかったところ。毎週や毎月のテストの中で特に不得意だと思われるところをまずやり直していきます。ただ、保護者のみなさんからすればすべての範囲が不安要因だと思います。「とはいっても、やっぱり全部できないし」という方もいらっしゃるかもしれません。

■そこで次の視点は、入試に良くでるもの。例えばよく話題になるのが文学史。過去10年間の過去問を見て文学史が出ていなければ、これは出ないと思って間違いはないのです。このように、志望校の入試に良く出そうなものから復習していくと良いでしょう。

■いや、まだ志望校が決まっていないという方は、まず第一志望だけは絞り込んでおきましょう。受験はやはり入れたい学校があるからさせるものです。成績を上げてから志望校は考えるという方もいらっしゃいますが、そういうやり方をすると成績はあまりあがらないもの。親も子どももここに行きたいという気持ちで準備をしないと、なかなか勢いがつきません。

■夏休み前の模擬試験は、もう一度全範囲の中から何を夏休みに勉強すればいいのかをしぼりこむためになるべく受けるようにしてください。だからといって模擬試験の結果に一喜一憂してはいけません。この時期の合格可能性なんていくらでも変えられます。それより何ができないか、何を優先すべきかをしっかりと試験からつかんでいくことが大事です。

(田中 貴)

(2005年6月25日)

第24回 国語の文章読解の考え方

■国語の文章読解は得意ですか?漢字やことばの問題はそれなりにできるが、読解は不得意という人は決して少なくはありません。ただ、子どもたちが読解問題を解いているのを横で見ていると、難しく考えすぎているように感じられます。文章読解の問題があまりできないという人は、少し考え方を変えてみましょう。

■文章読解の問題は、問題文にすべての根拠があります。ここにこう書いてある、ここでこう説明している、だから正しい答えはこうでなければならないというのが考える筋道です。どこからか答えの根拠を考え出すのではなくて、問題文の中から根拠を見つければよいのです。

■例えばAという人はこう考える、Bという人はこう考えた、それは両方とも正しいというのは読解の問題ではありません。(そういう問題は詩の読解や感想文を書くという点では出題されることがありますが、ここで考える読解問題とはやや性質が違うものです。)ですから、正しい答えにたどりつくヒントはすべて問題文にあるのです。逆に言えば国語の読解問題は、解答の根拠を文章中からさがすということで大半が解けるのです。

■聞かれていることについて、必ず文中にその根拠があると思ってかまいません。そこで読み進む段階で、大事だと思われるところに傍線をつけて読んでいってください。例えば説明文や論説文では、作者の一番いいたいことはここだな、とか、物語文で登場人物の感情を描写しているところはここなどというように線を引いていくのです。傍線部をつけて読んでいくことによって、書かれている文のポイントが視覚的につかみやすくなります。

■そして問題を読む段階で傍線部がたくさんヒントになっていることに気がつくはずです。後はそこから、選択肢にしろ、抜き出しにしろ考えていけば、正しい答えにたどりつけるでしょう。後は練習です。入試問題やテキストの問題を解きながら、自分なりに解き方を工夫してみてください。ある程度、練習すると国語の力がずいぶんついていることに気がつくと思います。

(平成17年6月20日)