月別アーカイブ: 2004年12月

教えること と 考えること

子どもには新しい単元の説明をします。

例えば流水算とはこういう問題だ。
相似形というのは、こういう特徴を持っている。

そして一通り理解してもらったら、後は問題を
やってもらう。

ここからは、教えることはあまり多くなくていい
のです。

考える。やってみる。

次に私がやるのはヒント。しかし、これはある子にとっては
自分の解く過程を否定される可能性があるので、
聞きたい子だけ聞けといいます。

そして、答え合わせ。
あるいは、できた順に丸付け。

簡単な説明をしますが、プリントにはなるべく、しない。
その場で聞いて、メモしてもらう。

そして、帰ったら復習です。

できなかった問題をやり直す。
ここで大事なのは教えてもらった解き方で解くのではなく、
考えて、見つけることです。

解法パターンを覚えていれば点数がとれるという
考え方はしないことです。

週例テストや月例テストでそういう勉強の仕方をしていると
総合の模擬試験のときに、点数がとれません。

だから、あまりパターンで覚える勉強はさせないこと。
(たとえ点数が悪くてもです。解法を覚えるというのは、
考える力が出てきて、解く過程を省力化するために
覚えた方法を使うのです。それがすべてでは力にはならない)

最近の塾の勉強のさせ方は、目の前の試験の点数にこだわり
すぎているような気がするのですが、どうでしょうか。

計算力をつける

算数の解説を聞いている子どもたちの様子を見ていると
先生のしゃべった計算がすぐ頭に入る子とそうでない
子がいるようです。

「この辺が12cm、この辺が8cmだから面積は
12×8=96平方cmになります」

という説明で、12×8がすんなり頭に入らない子がいて
そういう子は大抵、計算があまり得意ではないようなので
す。

中学入試では電卓を持ち込むわけにいかないので、計算力は
つけなければなりません。

ただ、練習をするにあたって、あまりたくさんやっても効果が
ありません。子どもが真剣に集中できる量を考えましょう。

大人だって20題も分数、小数の計算をさせられたら辟易する
でしょう。

私は毎日3題練習する方法をお勧めします。

その代わり、絶対間違えない!という条件をつけます。
絶対間違えないためには、検算を何回かするということが
必要になります。

そして、この答えは絶対あっている!という確信を子どもが
もてるように練習しましょう。

できたら、記録をつけて、何日連続ノーミス記録!なんてい
って子どもたちを誉めてあげてください。

計算練習は、面倒なもの。

少しでも楽しくやれる工夫をしましょう。

第21回 一昼夜の格闘

■ノートPC1台が、インターネットに接続できなくなった。午前中は快調に動いていたのだが、PHSカードのドライバーを入れてから、おかしい。事務所に帰ってLANにつないでみるが、状況は変わらない。他のマシンは快調に動いているから、このマシン特有の現象だ。

■やらなければいけないことがあった。しかし、どうしても気になる。それにこのマシンが使えないと、重たい方のノートを持ち歩かなければならない。そんなのはご免こうむりたい。やはり、直そう、と思って、いろいろ調べてみるが、なかなか状況が変わらない。

■仲間内にもメールをしたり、電話をしたり。しかし、マシンを目の前においているわけではないので、なかなか要領を得ない。そのうち、昔散々やった確認方法を思い出し、いろいろ試すのだが、事務所のLANの中ではしっかり他のマシンに接続しているので、どこが悪いのかどうにも検討がつかない。結局午前3時まで、再インストールを覚悟して、中身をバックアップした。

■翌朝、付き合いのあるソフト会社のエンジニアから電話があり、いくつか検討事項をもらう。また同じく心配してくれた人がわざわざ事務所に寄ってくれて、いろいろ試してみる。しかし埒があかない。これはだめだ、やはり再インストールしようと決意をした時、さきほどのエンジニアからまた電話がかかった。「うちにもっていらっしゃいませんか。何かわかるかもしれません。」ありがたいその言葉に意を決して、一旦PCを離れ、たまった仕事をする。そして夕方、マシンを持ってその会社に。

■「確かに外に向かってはつながっていますね。こっちからつながるのかな。」彼のマシンからpingが打たれるが、やはり反応しない。「田中さん、これはウィルスソフトがファイウォールかけてるんじゃないですかね。」そこまでくるのにおよそ5分。彼がウィルスソフトを見て、「ああ、これだ。」と見つけてくれた。ファイアウォールを外すと、見事につながる。メールの受信も快調になった。

■「こういうこと、あるんですよ。」とエンジニアは笑っていたが、私は笑い事ではない。しかし、膨大な再インストールの作業をしなくてすんだのは、大変助かった。いろいろな人に助けてもらったので、その後お礼のメールやら電話やらをする。しかし、随分便利になった分、一旦その仕組みが止まると実に大変なことになる。だからといって、この便利さは当然、手放せないのだが。

(平成16年12月7日)