計算力をつける

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算数の解説を聞いている子どもたちの様子を見ていると
先生のしゃべった計算がすぐ頭に入る子とそうでない
子がいるようです。

「この辺が12cm、この辺が8cmだから面積は
12×8=96平方cmになります」

という説明で、12×8がすんなり頭に入らない子がいて
そういう子は大抵、計算があまり得意ではないようなので
す。

中学入試では電卓を持ち込むわけにいかないので、計算力は
つけなければなりません。

ただ、練習をするにあたって、あまりたくさんやっても効果が
ありません。子どもが真剣に集中できる量を考えましょう。

大人だって20題も分数、小数の計算をさせられたら辟易する
でしょう。

私は毎日3題練習する方法をお勧めします。

その代わり、絶対間違えない!という条件をつけます。
絶対間違えないためには、検算を何回かするということが
必要になります。

そして、この答えは絶対あっている!という確信を子どもが
もてるように練習しましょう。

できたら、記録をつけて、何日連続ノーミス記録!なんてい
って子どもたちを誉めてあげてください。

計算練習は、面倒なもの。

少しでも楽しくやれる工夫をしましょう。

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