2026年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

正解率を上げるには

ていねいな子は間違いなく合格する。問題の読み違い、計算間違い、解答の取り違え、ミスの原因はいろいろありますが、それを徹底的に検証して、間違いない、という答えを導き出せるようになれば、確実に得点できます。

ここからは正解率が勝負。例えば全部手をつけて7割の正解率、よりは7割の問題に手をつけて10割の正解率の子の方が同じ70点でも合格可能性は高くなります。

入試の時は、普段に比べればかなりミスを犯しやすい環境にある。非日常だからです。したがって、そこでは普段よりもミスが起きやすい、それを克服する最大の要因は正解率の高さ、だからです。

正解率を高くするにはチェックするためのルーティンを持つことです。あまりたくさんあってもいけないが、
1)答えを書くときにもう一度問題を見る
2)計算や式は最後まで書ききり、その場で見直す。
の2点だけでも、算数のミスは減ります。

特に最近は問題文が長くなる傾向があり、読み飛ばす子が多くなっているので、慌てず確実に得点するよう心がけてください。

今日の一問(算数オンライン塾から)

12月13日の問題(場合の数)

1週間無料公開されています。


不合格のシミュレーションはしない

当たり前のことですが、結果が出るまで心配はなくなりません。

入試は白黒はっきりつきます。

だから、そこからスタートすれば良いと考えてください。

不合格だったら、こう言って、とか、絶対にシミュレーションしてはいけません。

合格のシミュレーションはしても良いですが!!

なので、不安になるのはやめましょう。

そうすると、子どもたちにその自信が伝染していきます。

今日の一問(算数オンライン塾から)

12月12日の問題(平面図形に関する問題)

1週間無料公開されています。


入試は摸擬試験ほど忙しくはない

模擬試験ははっきり差をつけなければいけないし、1つの試験でたくさんの子どもたちの成績を判定するわけですから、いろいろな要素を入れます。

したがってある意味ものすごく忙しくなる。算数の最後の問題までたどり着かなかった、とか、国語の文章を読んでいる途中で試験が終わってしまった、とかそんな話を聞きますが、これは元々ほとんどの子どもたちが最後までできるようにはできていない。

そこまでいけるのは一部の子どもたちになるように、最初から設計されている、と言ってもいいでしょう。

ところが、入試問題の場合はそうでもない。

元々模擬試験のような巨大な入試は存在しません。で、子どもたちの力は拮抗しているから、単純に差が出るということにはなかなかならない。

つまり拮抗している分、難しくしようと、やさしくしようと、量を多くしようと、少なくしようとこの部分では差が出にくいところはあるのです。

だから、内容を吟味する方向に向かいます。例えば国語で記述問題を出して、表現力を見てみたり、実験結果から考察力を試したり、みたいなことを考える。

となると、やはりある程度しっかり書いてもらわないと差がわからないから、忙しくはしないものなのです。

なので、慌てずていねいに問題文を読み、またていねいに書いていく必要がある。

ミスは差をつけられる要因になるので、落ち着いて解いていってほしいと思います。

今日の一問(算数オンライン塾から)

12月9日の問題(比と割合)

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