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偏差値50は中学受験と高校受験では違う

中学受験の偏差値表も各塾で公開されていますが、高校受験の偏差値表もやはり比べてご覧になることをお薦めします。

案外、中学受験で偏差値40台の学校が、高校受験では60台に並ぶでしょう。

これは、もともと平均が違う。

中学受験は全体のおよそ16%が受験するのですが、高校受験に比べて集団は上位になっているので、元々偏差値50が違うのです。

だから、中学受験の偏差値表を見て40台だから・・・と考えるのは危険。

中学受験で受験をやめようと思った学校に、高校受験で行くことになった、という話はよくあること。

だから安全校の議論は、公立に行くことと比べなければならないのです。

中学受験の偏差値で学校のランクを決めてはいけません。


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復習の一元化

過去問をやっていて、ここはまだできていない、ここはまだ覚えていない、という分野が出てくるでしょう。

それをどうやって復習するか?

これまでのプリントをひっくり返す、というのはなかなか難しい。

お薦めは、四谷大塚の四科のまとめ、もしくは予習シリーズでしょう。

予習シリーズは6年の下を使う、という方法が、比較的短時間に復習することができる方法でしょうか。

いずれにしても、これに戻る、ということをひとつ決めておいて、最後、一元化していくと、不得手を潰すことが効率良くできるでしょう。



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ひとつの文はひとつのことを言えばいい

国語の記述問題は、これまでも大分練習してきたので、書けるようになってきているでしょう。ただ、ここからは採点者にわかりやすく書く、という工夫が必要になります。

先生方はもちろん、一生懸命読んでくださるとは思うのですが、しかし、中学入試の採点は短時間で行われます。当日試験があって、もうその夜には合格発表をしている学校が増えましたから、やはりそれなりのスピードで読んでいるわけで、だったらやはりわかりやすい方が良い。

字をていねいに書くのはもちろんですが、コツはひとつの文を短くすることです。だらだらと書かない。ひとつの文はひとつのことを言えばいい。そうすると、読む方にリズム感が出てきます。したがって読みやすくなる。何が言いたいのかもわかりやすくなる。

さらに言えば、結論を先に書く。そして説明は後から加える。

これは一般的な文章作法とは違います。理由は途中で、時間切れになったとしても、最初に結論が書いてあれば、0点にはなりにくいし、それを短く言い当てられるから、得点がまとまりやすいからです。

だいぶ書けるようになった今、あとはもう一歩レベルアップを図りましょう。


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