2020年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

親がコントロールしないと合格しない?

子どもたちの勉強の状況を把握して、具体的にどんな勉強をするのか計画を立ててコントロールされているお父さん、お母さんは多いでしょう。

一方で、なかなかそこまで手が回らないので、子どもと塾に任せている、という場合もあるかもしれません。

で、最近の話を聞けば、かなり細かいところまでお父さん、お母さんがコントロールしているご家庭が多いようです。送っていただく成績資料もきれいにエクセルで整理されているし、計画表も実に細かいところまで決まっている。

子どもたちが自分でここまでのことができるか、といえばそうではないし、塾もそこまで手をかけてくれるわけではないから、お父さん、お母さんが手伝ってあげた方が良いというのはその通りだと思います。

しかし、やってあげるということは、当然子どもは自分で考えなくても良い、ということになる。

だから、どうしても指示待ち族になりやすいところはあります。

「次は何をやるの?」

と良く聞かれることはあるでしょう。もう計画表は渡してあるんだし、と親が思うのも仕方がないが、まあ、そうなっているのもある意味仕方がないことではある。

なので、親が何事もいっしょにやってあげる、という方が本当は良いのです。

つまり親が決めて、子どもに渡す、ということではない。

子どもと一緒に考えて、決めるのはなるべく子どもにさせる。「この計画で良いと思う?」「ちゃんとやれそう?」まあ、そう言われて「無理」という子も少ないでしょうが、少なくとも本人が納得していることが大事です。

じゃないと、最後の最後に、こんな言葉を聞くことになるかもしれませんから、気をつけてください。

「別に僕は受験なんかしたくなかったんだ!」

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知識を使えない

社会の過去問の指導をしていて、知識が身についていない、と指摘する場合があります。

だからといって、社会の暗記テキストは結構やっている。やっているけれど、使えない。つまり、問題で聞かれていることが暗記テキストのどこのことなのか、ピンと来ていないのです。

なので、たまにこの知識は暗記テキストの何ページの何番、と指摘をすることがあります。

そうすると、子どもの反応は

「ああ、このことか。これなら知ってる」ということになる。つまり、知っている知識を使えていない、ことが多いのです。

だから問題をやるとき、これは知っていないといけない、というところは、暗記テキストのどこに載っていることなのか、確認すると良いでしょう。すべての問題でできるわけがありませんが、間違えたときに指摘すると、効果があるようです。

だって、点数になるべき問題だったのですから。

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方程式

先日、ある受験校の問題を解いていて、「はて、これは二次方程式になりはしないか」と思う問題にあたりました。

たしかに、変数を掛け合わせる段階で、二次方程式になるのですが、平方数で解く二次式はあったとしても二次方程式で解く問題は出るわけはない。ので、別途方法を考えて、その問題は解き上がったのですが、こういう問題を見て、「ああ、二次方程式を教えなければいけないのでは」と感じられることがあるかもしれません。

確かにマルイチ算と呼ばれる比と割合の文章題は一次方程式だろうし、消去算は連立方程式ではないか、といわれればその通りです。しかし、それを算数で解いているわけで、別に方程式を知らなければいけないわけではない。

腕に自信のあるお父さんは子どもの図形の問題を解いていて、つい三平方を引っ張り出してしまうところもありますが、それはあくまで考える途中で多少なりとも例外的に使う部分であって、これが使えないからどうするか、ということを考えていかなければいけないのです。

学校の先生たちは、それを編み出して問題にしているわけだから、方程式を知っていれば解ける、というわけではない。

だから、今から慌てて方程式を教える必要はありません。あくまで算数で解く、ということにこだわらないと逆に発想が出てこなくなるので注意してください。

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