新パパママ先生合格術」カテゴリーアーカイブ

第19回 できないときは、あわてない

お子さんといっしょに勉強していて、何回教えてもできないということがあるでしょう。

そういうとき、叱ったり、怒ったりしてもあまり意味がありません。

当然、本人はまずいと思っているのです。でもできない。気持ちはマイナスに動いています。

だから、勉強を切り替えてみたり、少し休憩してみたり、と気持ちを切り替えるようにしてください。

「ちゃんと聞いていないからだ」と怒ってしまうと、何の進展もありません。これは「親が子どもに甘えている」だけの話なのです。
理解させる、できるようにするためにまず必要なのは教える側の辛抱なのですね。

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第18回 教科分担

お父さん、お母さんが子どもの勉強をみるとき、例えばお父さんが算数と理科、お母さんは国語と社会というように、教科を分担されることがあるでしょう。
これは今の塾と同じで、各教科を教える先生がばらばらになるので、トータルとしてどうなのかを判断できなくなる可能性があります。

というのは、国語の先生は国語のことをいう、算数の先生は算数のことだけいう。いわれるのは子ども一人です。だから全体のバランスをとりにくくなるのです。

せっかくお父さん、お母さんが勉強をみるのなら、そういう教科間の情報交換をしてください。そして、教科の優先順位をしっかり決めていくといいでしょう。こういうコミュニケーションは塾の指導でも本来は大事なことで、私もよく同僚と子どもの話をします。お互いに、成績とか、モチベーションの状態とかを確認しながら、進めていきます。

子どもの状況をお互いに話すことで、また、やらなければいけないことが明確になったり、志望校などのこともいろいろ決まってきたりするでしょう。ぜひしっかりお父さん、お母さんの情報交換を進めてください。

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第17回 管理することは知ること

保護者用の「中学受験手帳」の1ページです。1日の欄にお母さんのスペースと、お子さんのスペースがあります。右下はto doをまとめる欄ですね。

私はよく、勉強を教えなくてもいいから、子どもの勉強を管理してくださいとお話します。子どもたちは、できるようになりたい、合格したいと思ってはいても、勉強を計画的に進めたり、弱点を補強したり、あるいは学校別の対策を立てようなどとはあまり考えません。どちらかといえば、「やりなさい」といわれたことをやる子がほとんどなので、「何をやるか」を具体的に決めていくことは大事なことですし、またその進捗状況を知ることもとても大事なのです。

この手帳の企画をもらったとき、お母さんと子どものスケジュールが一覧できることが望ましいとまず思いました。お母さんにはお母さんのスケジュールがある、そして子どもには子どものスケジュールがあります。自分が何をしなければならないかを知るためのツールとして「まいにち目標達成ノート」を作ったわけですが、それをお母さんが持ち歩くわけには行きません。しかも最近は働いているお母さんが多くなりましたから、子どものスケジュールを共有するためには、別のツールが必要なのです。

例えばWEB上に、お子さんのスケジュールとお母さんのスケジュールを載せてしまう方法もあるでしょう。これはgoogle calenderを使うと簡単にできます。

しかし、常にWEBにアクセスできるわけではありません。そういう意味ではやはり手書きの手帳は有効だろうというので、この手帳は作られたわけです。

また季節ごとに考えていったり、やらなければいけない事項があるので、それは私のこれまでの母親講座から新たに稿を起こして、時期にあわせて並べました。

いつからでも使えるようにはなっていますが、いずれにしても、管理するということは知ることなのです。今、子どもがどういう勉強をしているのか、状況はどうなっているのか、整理すること、これがお父さん、お母さんにまずやっていただきたいことだと思います。

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