各校の入試問題から」カテゴリーアーカイブ

金属の燃焼に関する問題

2013年早稲田高等学院の問題です。


図のような実験装置を使って、金属の粉末を薬さじでよくかき混ぜながら、ガスバーナーを使って加熱しました。はかりを使って、加熱前の金属の粉末と加熱後の物質が何gかを調べました。金属の粉末として鋼を用いた結果は表1に、マグネシウムを用いた結果は表2に示しました。

問1 この実験の説明として、間違っているものを次のア~エから2つ選び、記号で答えなさい。
  ア 加熱に使うガスバーナーの火は、赤くなるように調節する
  イ ガスバーナーの火を消すときは、ガス調節ねじより空気調節ねじを先に閉める
  ウ 銅を加熱すると、炎を上げずに、しだいに黒色の物質に変化する
  エ マグネシウムを加熱すると、強い光をだして、黒色の物質に変化する

問2 2つの表から考えると、金属の粉末を加熱したときは、金属と、金属に結びつく酸素は何対何(重さの比)ですか。鋼とマグネシウムそれぞれについて、最も適当なものを次のア~シから1つずつ選び、記号で答えなさい。
   ア 3:1  イ 4:1  ウ 3:2  エ 2:1  オ 5:3  カ 5:4
   キ 1:3  ク 1:4  ケ 2:3  コ 1:2  サ 3:5  シ 4:5

問3 2つの表には、間2の解答のような整数比にならないものがいくつかあります。この理由として、間違っているものを次のア~エから1つ選び、記号で答えなさい。
  ア 酸素以外の気体が金属と反応したから  イ 加熱する時間が短かったから
  ウ かき混ぜる回数が足りなかったから   エ 粉末の粒が大きかったから

問4 酸化銅6.00gに含まれる酸素は何gですか。間2の解答を利用して答えなさい。

問5 鋼とマグネシウムの混合物13.00gをよく加熱したところ、加熱後に18.00gになりました。混合物には銅が何g含まれていましたか。問2の解答を利用して答えなさい。

問6 酸化銅を炭素の粉末と混ぜて加熱すると、気体が発生し銅が得られます。このとき発生する気体を答えなさい。


(解説と解答)
問1 ガスバーナーの炎は完全燃焼すると炎は青くなります。マグネシウムは加熱すると、酸化マグネシウムになりますが、その色は白です。
(解答)ア・エ

問2 銅は、酸化銅に、マグネシウムは酸化マグネシウムに変化しますから、酸素と結びついて重さが増えています。
銅は、銅の重さの4分の1が増えているので、銅:酸素=4:1
マグネシウムは、マグネシウムの重さの3分の2が増えているので、マグネシウム:酸素=3:2
の比で結びついています。

(解答)(銅)イ  (マグネシウム)ウ

問3 この場合、金属は酸素をのみ結びつきますからアが違います。

(解答)ア

問4 酸化銅は全体の重さの5分の1が酸素ですから、6×$$\frac{1}{5}$$=1.2gになります。

(解答)1.2g

問5 銅の重さを【4】、マグネシウムの重さを(3)とすると、それぞれ結びつく酸素は【1】と(2)になります。
したがって
【4】+(3)=13g ・・・(あ)
【5】+(5)=18g ・・・(い)
となるので、(あ)を5倍、(い)を3倍すると、
【20】+(15)=65
【15】+(15)=54
より【5】=11 
【4】=11×$$\frac{4}{5}$$=8.8g が銅の重さになります。

(解答)8.8g

問6 これは還元反応で、酸化銅に結びついた酸素が炭素と結びついて、二酸化炭素が出ます。

(解答)二酸化炭素

「映像教材、これでわかる水溶液」(田中貴)

=============================================================
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は

マスク、消毒液、加湿、そして手洗いとうがい
==============================================================
中学受験 算数オンライン塾

11月30日の問題
==============================================================
お知らせ
算数5年後期15回 算数オンライン塾「まとめのテスト」をリリースしました。
詳しくはこちらから
==============================================================

==============================================================

==============================================================
にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(塾・指導・勉強法)へ
にほんブログ村


気体に関する問題

2013年城北中学の問題です。


水素と酸素をまぜて点火すると物質Aができます。

次の表のように、水素と酸素の体積を実験1~4のようにかえて、水素と酸素をまぜて点火し、その後に残る気体の体積を調べました。例えば実験1のとき、水素2.0Lと酸素2.0Lをまぜて点火すると、点火後に残った気体は1.0Lです。実験では、気体の体積は、温度などの条件をそろえてはかったものとし、点火後に残った気体の成績には物質Aが含まれていないものとします。

問1 物質Aは何ですか。物質の名前で答えなさい。

問2 実験3での点火後の気体には何が含まれていますか。ア~オからすべて選び、記号で答えなさい。

ア 二酸化炭素 イ ちっ素 ウ 二酸化ちっ素 エ 水素 オ 酸素

問3 表の中の( B )にあてはまる値はいくらですか。割り切れないときは、小数点以下第2位を四捨五入して第1位までで答えなさい。

問4 気体1.0Lあたりの重さは、水素は0.08g、酸素が1.28gとします。水素20L、酸素を20Lまぜて点火したときにできる物質Aの重さは何gですか。割り切れないときは、小数点以下第3位を四捨五入しで、第2位までで答えなさい。


問1 水素に酸素をまぜてもやしたのですから、水ができます。
(答え)水

問2 実験2で気体が残らなかったことから、水素:酸素=2:1の体積で過不足なく化合します。ということは、実験3の場合は水素が2.0Lなので、酸素は2.0÷2=1.0L必要で、酸素が3.0L残ることになります。残った気体は3.0Lですから、すべて酸素であることがわかります。
(答え)オ

問3 実験4の場合は水素が5.0Lですから、反応する酸素は5.0÷2=2.5Lになります。したがって残る気体は3.0-2.5=0.5L
(答え)0.5L

問4 水素20Lに対して化合する酸素は10Lです。水素20Lの重さは0.08×20=1.6g 酸素は10Lですから1.28×10=12.8g
したがって水は1.6+12.8=14.4g
(答え)14.4g

「映像教材、これでわかる水溶液」(田中貴)
==============================================================
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は

国語の記述対策
==============================================================
今日の慶應義塾進学情報

学校別模擬試験の合格可能性
==============================================================
お知らせ
算数5年後期14回 算数オンライン塾「容器と水量(2)」をリリースしました。
詳しくはこちらから
==============================================================

==============================================================
にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(塾・指導・勉強法)へ
にほんブログ村


規則性の問題

2013年 巣鴨中学の問題です。


ある規則にしたがって帯分数が、次のように左から並んでいます。
このとき各問いに答えなさい。

1$$\frac{2}{3}$$ ・ 5$$\frac{6}{7}$$ ・ 9$$\frac{10}{11}$$ ・ 13$$\frac{14}{15}$$ ・・・

(1)7番目の分数を求めなさい。
(2)並んでいるすべての帯分数を仮分数にしたとき、10番目の分数の分子の数を求めなさい。
(3)(2)のとき、仮分数の分子が2549になる分数は何番目ですか。


(解説と解答)
(1)整数部分の次の数が分子、その次の数が分母です。
整数部分は1、5、9、13・・・となっているので、1から4ずつ増えます。
n番目の整数部分は1+4×(n-1)となっているので、7番目は1+4×(7-1)=25ですから、求める数は25$$\frac{26}{27}$$です。

(答え)25$$\frac{26}{27}$$

(2)同様に考えると10番目の整数部分は1+4×(10-1)=37ですから、10番目は37$$\frac{38}{39}$$となるので、仮分数にしたときの分子は39×37+38=1481

(答え)1481

(3)整数部分をpとすると求める数はp$$\frac{p+1}{p+2}$$ということになります。
したがって仮分数にしたときはp×(p+2)+(p+1)=2549ということになります。
最後にp+1を足しているので、2549-1=2548はp×(p+2)+p=p×(p+3)になるから、2548はPの倍数です。
そこで2548を素因数分解してみると、
2548=2×1274=2×2×637=2×2×7×7×13=49×52となるからP=49です。
したがって(49-1)÷4+1=13番目になります。

(答え)13番目

「映像教材、これでわかる数の問題」(田中貴)

==============================================================
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は

定規は使える?使えない?
==============================================================
今日の慶應義塾進学情報

サイコロをふる
==============================================================
お知らせ
算数5年後期12回 算数オンライン塾「流水算」をリリースしました。
詳しくはこちらから
==============================================================

==============================================================
にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(塾・指導・勉強法)へ
にほんブログ村