各校の入試問題から」カテゴリーアーカイブ

容積に関する問題


gakkoubetsu


2017年暁星中学の問題です。


底面積6m2の直方体の水そうかあります。この水そうには、一定の割合て水を入れることか出来る給水管と、その給水管の水量の1.5倍の水か一定にれ流れ出る排水管かついてます。この水そうに15m3の水か入っている状態から、給水管を開いて水を入れ始め、水位が6mを越えた何分後かに排水管を開きました。排水管を開いてから4分後に水位か再び6mになりました。その6分後に給水管を閉じ、さらに4分後に水そうは空になりました。下のグラフは水を入れ始めてからの時間と水位の関係を表したものてす。次の問いに答えなさい。

20170829t001

(1)給水管からは毎分何m3の水か入るか求めなさい。
(2)排水管を開いたのは水を入れ始めてから何分何秒後かを求めなさい。

【解説と解答】
(1)入れる1分あたりの水の量を【2】とすると、排水する量は【3】。
排水管を開いてから4分後に水位が6mになり、その6分後に給水管を止めてその後4分で0になるので、
水位が6mの量は(【3】-【2】)×6+【3】×4=【18】
底面積が6m2なので、高さ6mの体積は6×6=36m2ですから給水管の毎分の量は
36÷18×2=4
(答え)4m3

(2)最初に15m3入っていて、4m3で何分間か入れた後、排水管を開き、配水管が開いていたのは4+6+4=14分ですから、出た水の量は6×14=84m3
入ったのは15+4×(水を入れ始めた時間~配水管を開くまでの時間)+4×10=84
(84-55)÷4=29÷4=7分15秒
(答え)7分15秒


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速さに関する問題

2017年明大明治の問題です。


川の上流にある北町と下流にある南町との間18kmを往復し続ける2種類の船A,Bがあります。Aは各町に到着してから次に出発するまですべて同じ休けい時間をとり,Bも各町に到着してから次に出発するまでAと同じ休けい時間をとります。上りと下りにかかる時間の比は,Aが6:5,Bが5:4です。午前9時にAは北町を,Bは南町を同時に出発すると,午後0時42分にAは南町に到着し,Bは南町を出発します。川の流れの速さは毎時3km、静水時の船の速さはA,Bそれぞれ一定とするとき,次の各問いに答えなさい。
(1)AとBが最初にすれちがうのは出発してから何分後ですか。
(2)到着してから次に出発するまでの休けい時間は何分間ですか。
(3)AとBが3回目にすれちがうのは午前何時何分ですか。


流速は、下りと上りの速さの差の半分になるので、Aの下りの速さは時速36km、上りは30km。Bは下りの速さが時速30km、上りの速さが24kmとなります。
したがって北町と南町の間は18kmあるので、Aは下りに30分、上りに36分、Bは下りに36分、上りに45分かかることになります。
Aは一往復に66分かかります。9時から12時42分までの間は222分で、最後に南に着くので、2往復+1片道だと66×2+30=162分 4回休憩するので1回の休憩時間は15分と考えられます。3往復+1片道だと、66×3+30=228分で条件に合わず、1回往復だと96分になるので、2回休憩するから、1回の休憩が65分になります。
一方Bは1往復に81分かかります。午後0時42分に出発するので、2往復+4回の休憩時間は=222分 222-81×2=60 60÷4=15分となり、これがあてはまります。
Bが1往復だとする場合、222-81=141分 141÷2=70.5分となり、休憩時間がAと同じにはなりません。

20170822t001

(1)最初にすれ違うのは、18÷(36+24)×60=18分後
(答え)18分後
(2)
(答え)15分
(3)グラフよりBが2度目に出発した後、3回目にすれ違います。
1往復後の出発時刻は9時+81+15×2=10時51分。一方、Aは1往復して2度目に出発しているので、66分+15分×2=96分ですから10時36分に出発しているので、15分経っているから、半分のところまで来ています。9÷(36+24)×60=9分後ですから、10時51分+9分=11時に3回目にすれ違います。
(答え)11時


「映像教材、これでわかる比と速さ」(田中貴)


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溶解度に関する問題

表1は,水の温度と物質A,物質Bが水100 g に溶ける最大の重さ(溶解度)の関係を示したものです。

20170813t001
 物質Aと物質Bを50gずつ混ぜた物(混合物)から,物質Aと物質Bをそれぞれできるだけ多<分離させるために,実験1,2を行いました。ただし,同時に2種類の物質を溶かしても,溶解度は変わらないものとします。

実験1 混合物に(a)gの水を加え,(b)℃に加熱してよくかき混ぜ,溶け残った物質をろ過した。
実験2 実験1の後,ろ液に(c)gの水を加えてから,水の温度を20℃に冷やし,溶けなくなってでてきた物質をろ過する。

(1)実験1の操作で( a ), ( b )に入る数字の組み合わせとして最も適するものはどれですか。
20170813t002

(2)実験2の操作で(C)に入る数字として最も適するものはどれですか。
 ア 10    イ 15    ウ 20    エ 25    オ 30
(3)実験2の操作でろ紙上にろ過された物質は何ですか。
 ア 物質A  イ 物質B  ウ 物質Aと物質Bの混合物
(4)実験2の操作でろ紙上にろ過された物質は何gですか。

【解説と解答】
(1)Aの方が高い温度で溶けるので80℃で50gが全部とけるためには100:169=a:50ということになるので、a=30gです。したがって答えはウ。
(答え)ウ
(2)そうすると、Bは65×0.3=19.5gだけ溶けるので30.5gを抽出することができます。
で、次に20℃のときに19.5gBが溶けているためには、100:c+30=38:19.5 より1950÷38-30=21.315・・・より20gだとBが出てくるのでエの25g。
(答え)エ
(3)Bは溶けたままにしていますから、出てくるのはAのみです。
(答え)ア
(4)25g入れると水は55gになるので、32×0.55=17.6gが溶液中に残りますから、結晶として取り出せるのは50-17.6=32.4gになります。
(答え)32.4g


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