なおなおパパママ講座」カテゴリーアーカイブ

第264回 選抜を重ねるシステム

■ 毎月、組み分けテストがあるところは、だんだん子どもたちの相対的な位置が変わらなくなってきます。もちろんやらなければすぐに落ちますが、がんばってもまあ、そんなに上がらない。

■ 当然他の子もそれなりに勉強しているからで、だから段々クラスが変わらなくなる。つまりそれは選抜を重ねた結果が出てきている、といってもいいわけです。大量の問題をこなし、組み分けでそれなりに成績を出せるメンバーがだんだん固まってきて、最後、上位の生徒たちをしっかり指導することで、合格実績を上げるわけです。

■ しかしその選抜に漏れるとどうなるか?まあ、それなりの目標に向けてがんばってください、ということなのでしょうが、しかし、その選抜の過程で疲弊してしまっている子が多いものです。しかも疲弊しているとわかっていても、まだ続けないといけないとつい考えてしまう。でも、それで本当に子どもたちの力が付いていくのか、疑問が残ります。

■ 確かに選抜を重ねて上位に残れば、合格する可能性は高くなるでしょう。しかし、そうでない場合、違う方法を考えないと逆転は望めない。逆転どころか、子どもたちが思考停止に陥らないように気をつけてください。


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第262回 すべての解法を覚える必要はない

■ 算数の問題の解法はいろいろあります。

■ 速さにしても図を描いて解く場合もあるだろうし、グラフにして解く場合もあるでしょう。比を上手に使って解くケースもあるかもしれない。かと思うとが旅人算で解いていく問題もあるかもしれない。
いろいろあるが、そのすべての解法がわかる必要はありません。もちろん、わかればそれに越したことはないが、わからなくたっていい。

■ 別に何通りもの解法を説明するような問題はないのです。多くの場合、答えが出れば良い。記述式でも解法をひとつ示せば、それで十分でしょう。で、確かに解き方に多少の上手下手はある。これは先生の解説を読んでいてもそうです。この解説は面倒だなあ、と思うことも多々ある。私が書いている解説も同じように感じておられる先生がいるでしょう。

■ でも、別に最短距離を走らずとも入試では答えが正確に出せれば良いのです。なのであまり解き方にこだわる必要はない。いろいろな解き方がその場で思いつくことは素晴らしいことだと思うものの、入試の合否は得点の多寡で決まるので正確に解ければそれでよい、と考えてください。


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第261回 その回ですべてできるようにはならない

■ 進学塾ではカリキュラムを決めて、授業をします。毎月その成果を試すために、試験をやって確認もするわけですが、当然のことながらみんな満点をとれるわけではない。

■ その回で勉強為たことがすべて理解できた、できるようになった、ということはあまりないでしょう。しかし、それでも多少なりとも前進している。わかる内容も増えている。

■ そしてまた復習する。カリキュラムが終わった後、入試演習とか復習とかいう時間があるわけで、そこで試験に出そうなことを復習していく。そういう過程でだんだんできるように仕上がっていくわけです。だからその回ですべてできるようになる、などと考えなくて良い。

■ むしろわかるべきことを多少なりとも絞った方が良いでしょう。例えば塾のテキストで、基本問題まではしっかりやろう、とか。一行問題はできるようになろうとか。そういう細かな目標を立てて、それをクリアすることを考える。みんなあまりに手を広げすぎて、あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ、と思うからしんどくなるところがあるので、今週できるようになるべきこと、を決めて勉強すると良いと思います。


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