なおなおパパママ講座」カテゴリーアーカイブ

第286回 覚えることと考えること

■ 覚えること、というのは結果がわかりやすい。覚えたか、覚えてないかで問題の出来が決まるから、したがって子どもたちもがんばります。(まあ、覚えるのが嫌いな子は避けますが・・・。)

■ 一方、算数や理科の問題を考えたり、国語の読解問題を考えたり、というのはすぐに結果が見えない。できるようになった気もするが、またできなかったりするから、手応えがない。なので、この時期からはつい、覚えることを優先してしまう傾向にある。

■ しかし、それはダメです。

■ 覚えることはまだあとでもいい。結果がわかりやすいのだから、それほど時間はかからない。しかし、考える力をつけるのには時間がかかる。しかも手を抜くと、その力はすぐに落ちる。

■ まだまだ考える勉強と覚える勉強の時間の比は2:1ぐらいにしてください。本当は3:1でもいいかもしれない。入試で差が開くのは実は考える問題なのですから。


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第285回 練習する目的

■ 高校野球の監督が、例えば1.1kgのマスコットバットで1日1000回素振りをするように指示をしたとします。1日1000スイングということになると、いったいどの位の時間がかかるのかわからない。しかも相当エネルギーを消耗することは間違いないから、指示された選手は困惑するかもしれません。

■ しかし、この練習を過去やった選手のデータを見せられる。素振りを何週間続けた結果として、ヘッドスピードが何mから何mに上がり、その結果として打球の速度が何%上がった。今までならショートゴロだったかもしれないが、それが三遊間に抜ける可能性が高くなる、などなどデータを見せられると、「そうか、よしやってやろう」という気になるかもしれない。

■ で、こういう説明が今のところ、小学生にはなされていない可能性が高いのです。なぜ、この計算ドリルをやるのか。なぜこの知識を覚えるのか。なぜ、復習をしないといけないのか。

■ 同じようになぜ、中学受験をするのか、ということも明確に語られていない可能性があるかもしれない。「受験は親が決めたことだから」と相変わらず勉強しない子は、中学受験の利点をあまり知らないのかもしれない。(お父さん、お母さんが明確にわかっていないかもしれませんが・・・。)

■ これからいろいろな勉強をすると思うのですが、これはいったい何のためにやる練習なのか、その理由を明らかにしておくと良いと思います。


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第282回 親が教える時

■ 夏休み中はお父さんに勉強を習う子も少なくないのではないか、と思います。塾の先生によっては「違う教え方をされても・・・」と思っている人もいるようですが、私はどんどん教えてもらってかまわないと思っています。

■ 確かに違う解き方になる可能性もあるだろうし、方程式を教えてしまう方もおられるかもしれません。でも、どうやって解いてもいいわけです。入試は。~のやり方でなければならない、と何か指定されているわけではない。逆に解けるようになれば本人にも自信がつくわけだから、明らかにプラスになるでしょう。

■ ただし、教えるならば怒ってはいけない。

「こんなこともできないのか」

とか

「このまえ教えたばかりじゃないか」

というのはやめた方が良いでしょう。お互いに不愉快な経験をするだけです。

■ 教える以上、最後までわかるように教える。できなければもう一度教える、という覚悟をもってやってください。


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