第286回 覚えることと考えること

Pocket
LINEで送る

■ 覚えること、というのは結果がわかりやすい。覚えたか、覚えてないかで問題の出来が決まるから、したがって子どもたちもがんばります。(まあ、覚えるのが嫌いな子は避けますが・・・。)

■ 一方、算数や理科の問題を考えたり、国語の読解問題を考えたり、というのはすぐに結果が見えない。できるようになった気もするが、またできなかったりするから、手応えがない。なので、この時期からはつい、覚えることを優先してしまう傾向にある。

■ しかし、それはダメです。

■ 覚えることはまだあとでもいい。結果がわかりやすいのだから、それほど時間はかからない。しかし、考える力をつけるのには時間がかかる。しかも手を抜くと、その力はすぐに落ちる。

■ まだまだ考える勉強と覚える勉強の時間の比は2:1ぐらいにしてください。本当は3:1でもいいかもしれない。入試で差が開くのは実は考える問題なのですから。


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
優先順位(3)


6年生の教室から
タイムライン


中学受験 算数オンライン塾
8月27日の問題





にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村

Pocket
LINEで送る