なおなおパパママ講座」カテゴリーアーカイブ

第3回 幼い男の子には頼りない母が良い

■ 幼い男の子が多くなりました。と同時にワーキングマザーの数も増えているのです。

■ 別に統計をとっているわけでもないので、これは私の個人的な勘ではありますが、ここに相関があるように思うのです。働いているお母さんはがんばります。元気がいい。そしてやはり子どもに対して何らかの「遠慮」があると思うのです。専業主婦の方ほど子どもの面倒が見れていないという後ろめたさ、みたいな感覚があるのでしょう。

■ だから、かえってお母さんががんばることになる。これが幼い男の子を育てる一因のような気がするのです。

■ 面倒を見ることができない、は実はチャンスなのです。どんどん、子どもにやってもらえるチャンス。

■ お母さんが頼りないと、「僕ががんばらないといけない」と子どもは思うものなのです。お母さんがしっかりしていると、絶対に頼る。特にこういう直前期は子どもも不安です。だから頼りがいのあるお母さんの子どもはこう思う。
「お母さんが、合格させてくれるかもしれない」

■ まさか、と思われるかもしれませんが、そのくらい幼くなってしまう場合もあるのです。だからさすがに6年生のお子さんには間に合わないが、まだ4・5年生であるならば、なるべく子どもにいろいろなことを手伝ってもらってください。

■ 塾があるから、受験勉強中だから、そういう遠慮があって、お母さんががんばると、その分、子どもは幼くなるといってもいいかもしれません。振り返ってみて、思い当たることはありませんか?


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第2回 中学受験か高校受験か

■公立高校の勢いが復活してきました。

■1975年当時、日比谷高校が東大に一番入る高校でした。しかし、美濃部都政でその日比谷高校をはじめとする都立高校の学区制導入で、その後これまでの間、東大は私立高校からの入学者が多くなっています。ベスト10はほぼ私立一貫高校で占められているでしょう。しかし、石原都政後、都立復活をめざして学区が廃止され、独自入試を展開し、また日比谷だけではなく多くの公立高校の大学受験の体制が整い、実績を上げ始めています。

■これまでは、少なくとも東京、神奈川では私立一貫校に行かないと上位大学の合格は難しい、とされていたものが少しずつ変わりかけています。

■そうなると、高校受験も悪くないかもしれない、と思われる方が増えているでしょう。またそれ以外にも選択肢があります。それが公立の中高一貫校。東京ばかりでなく千葉でもトップ校が中高一貫になっているので、これも考えると、私立ばかりを狙うべきではないと考えられるでしょう。私はその通りだと思います。

■つまり、公立高校でも、公立中高一貫でも、私立でも、選択肢が増えたわけだから、いったい何を選ぶべきなのか、ご家庭がしっかり決めて行けばいいのです。

■公立高校の大学受験の実績は私立のそれに比べるとまだまだです。しかし、それは6年前の状態を考えてみれば当たり前でしょう。6年前は中学受験をしないと厳しい、と思われた時代ですし、当然のことながら中学受験が過熱していました。

■では6年後はどうなのか?これはまた事情が変わってくるでしょう。メインの受験は私立受験であることはまだ間違いないでしょうが、子どもの成績や状況を見て、これは早いと思ったら、もう一度考えてみるのも良いのです。特にこれから中学受験を始めるという3年生のお父さん、お母さんはこのことを頭の中に入れておかれると良いでしょう。

■ちなみに全国的なレベルで言えば、まだまだ中学受験はメインではありません。やはり高校受験がメイン。しかもそれほど私立は多くないので、公立高校の受験が中心なのです。首都圏でもまた公立高校の大学受験実績が伸びていくでしょう。したがって、私立を受けなければならない、ということはないのです。


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第1回 勉強はおもしろいか?

■ 久しぶりに母親講座を始めます。今回は「なおなお母親講座」。お母さんやお父さんにとって受験のヒントになるようなお話をしていきたいと思います。第1回は「勉強はおもしろいか?」というのがテーマです。

■ 勉強しない子に話を聞いてみると、2つのパターンがあります。

■ ひとつは、他にやりたいことがある。
一番多いのは遊びたい。ゲームをしたい、漫画を読みたい、サッカーをしたい。それが我慢できないから、勉強をしないという子。受験勉強をする、ということには本来我慢が必要ですが、我慢をさせてこないと勉強をしない。
「我慢しなさい」
と突然迫っても、日頃からやり慣れていないから、できない。

■ もうひとつは自信がない。
できない、と思うからやらない。
「わからない」
「わからないなら、勉強しなさい」
「勉強してもできない」
結局、勉強しない。

■ 勉強するようになるためには、まずおもしろくないといけない。楽しくないと続かないのです。
逆に言えば、おもしろくなれば勉強はするようになる、ということだから、具体的に何をやればおもしろくなるのか?ということを考えればよいのです。

それは子どものできること。難しいことをやらせてもできないのなら、まずはできる範囲から、一歩ずつ進むのです。例えば塾のテキストについて、基本問題をまず、がんばってみる。それでできれば、応用に行くのでしょうが、応用問題をすべてやる必要はない。むしろその数を絞って解き上げる経験を多くすることです。

忘れていけないのは、その段階でしっかり「ほめること。」
「あら、できたねえ。すごいなあ。」
と言われて、うれしくない子はいません。

■ それが積み重なって多少とも自信ができた時に初めて「わからない」という過程が楽しくなる。
「そろそろヒントを出そうか?」
「いらない。」
「でも15分たったけど」
「まだ、だめ」
「え、ヒントを言いたい」
「だめ、先生、黙ってて」
という子は伸びます。
でもこの子はどうして「わからない」が楽しくなっているのでしょうか? 自分ができる、という自信が多少あるから、解こうとしている。僕でもできる、と思うからがんばるんです。

■ まず自信をつける。僕はできるんだ、と多少思うようにならないと、先に進みません。だからカリキュラムをこなしていくだけではだめ。これは特に3・4年生の時には、「ほめて」「自信をつけて」ください。
塾のテストはそれからで充分。塾に入ったはいいが、できない、わからない、では塾に行きたがらなくなります。少なくとも「まずは塾に行くのが楽しい」と子どもが思わないと、この長丁場はしんどくなるだけです。


6年算数頻出問題精選ノート(田中貴)
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「中学受験、合格して失敗する子、不合格でも成功する子」

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