国語の力を考えてみると
1 読む力
2 問いの答えを考える力
3 答えを書く力
の3つが考えられます。
まずは読解だから文章が何を言いたいのか、読み取れないといけない。文意を把握する、言葉の意味を知っている、筆者の主題を捉える、という課題に取り組まなければなりません。
で、じゃあ、文章の意味がわかっても、次に問いに答えられないといけない。
問いのパターンはいくつかあり、文中から該当することばや表現を探す力、文中の内容から選択肢を見分ける力などが必要でしょう。
そして3番目は記述式で答える場合。意味の通る日本語で解答を書けなければいけない。せっかく答えを思いついたとしても、ちゃんと意味が通る文章でなければ伝わらない。伝える力、も必要なのです。
だから、この3つの力を同時に鍛える必要があるわけです。
読書の好きな子は、当然最初の読む力は鍛えられてくると思うのですが、2、3はやはり練習をしないといけない。
また答えを最後まで書く、という練習が不可欠であって、空欄を作ってはいけない。
知らない漢字や文学史はしかたがないが、そうでない読解の答えはとにかく最後まで答えを書き切る。
答えを書き切るということは、この3つの力を鍛える練習を最後までやりきったのだから、それなりに力をつけることにプラスになっていくのです。
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