SOS

Pocket
LINEで送る

最近、塾でやらされ過ぎて、無気力になってしまった子のSOSが
続きました。

本人はまじめに、なんとかついていこうとするのだけれど、
塾からの宿題も終わらない。
親は、何とか塾についていかせようとして、隣について勉強したり、
怒ったり、なだめたり。

親も子もクタクタになって、「何をやっているんだろうか?」
とふと疑問に思い、サイトにメールをいただくのです。

まず、
山の登り方はいくつでもあるということ
を思い出してください。塾は山ほどあるのです。たくさんの合格者を出している
塾は、言葉は悪いがたくさん落としてもいるものです。
この塾でなければならないなどということはありません。

子どもに合う塾、合わない塾があります。

また
これだけやれば合格するという勉強量はありません。

ある子が100やって合格したとしても、他の子は50でも合格するかもしれない、
あるいは120やっても合格しないかもしれないのです。

その子にはその子のできる量があります。
その量の中で能力が発達する訓練や練習をすればいいのであって、これでもか
これでもか、とできない問題を繰り返させられれば無気力になったり、
自信をなくしたりするものです。

そんなときは、さっさと登り方を変えることです。

子どもに精神的なダメージを与えてまで合格させる価値のある中学はどこ
にもありません。

そこを親がわかっていないと、子どもたちを守ってあげることはできません。

Pocket
LINEで送る

SOS」への3件のフィードバック

  1. ももも

    勉強量について。
    四年生の娘に四谷大塚の通信やらせているのですが、やはり勉強量が多くて大変だなあといつも思っています。最近は全部消化できないことがわかったので、理科と社会は手を抜いています。

  2. 田中貴

    スパイラル
    四谷のカリキュラムはスパイラルですから、今、できなくてもまた学年が上がって出てきますので、その段階でがんばればいいと思います。

  3. ももも

    ありがとうございました。
    田中先生のコメントを読んで少し安心しました。

コメントは停止中です。