高校受験の現状を知る

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志望校の話をしていると、「それより下であれば公立でいいです」という話が出てきます。

で、それは家庭の方針であるので、それで良いのですが、ただ、その判断を下すとき、高校受験の現状が把握できていない、というご家庭も少なくないように思うのです。

一般に高校受験は公立高校が中心になります。すでに首都圏の私立は中高一貫校が増えてきて、高校の募集をしない学校も多い。逆に高校単独校になっているところは、中学募集がうまくいかなかった学校である場合もあり、実際に大学受験の体制になっていない学校も少なくありません。高校進学率は99%ですが、大学進学率は50%ですから、当然その差が学校の体制に出てくるのです。

で、公立の受験になると中学入試のシステムとは全く変わります。

内申を取らないといけないわけです。ただ5教科のテストだけでは決まらない。学校生活や提出物、課外活動などいろいろ評価の基準があって、その内申と合わせて結果が出る。

荒れていない学校というのは、それなりにみんな高校受験を考えるから、今度は内申が取りにくくなる。それでも今は絶対評価になりましたから、以前よりは成績をとりやすくなりましたが、それでもいろいろなことに気を遣わないといけない。

内申がとれないと、2番手、3番手の学校になっていくわけですが、そうなるとこれもまた大学受験にならない可能性が出てきます。

だから高校受験になると、また中学1年から塾通いが始まります。塾がその公立中学の中間、期末試験をしっかりフォローする体制が整っているので、その方が便利なところもあるのですが、そうなると結局、また負担が増えるところもある。

だから高校受験を選択する前に、地域の高校受験の現状について、ある程度調べておかれると良いでしょう。

その状況によっては、学校の選択を変えないといけない場合があるでしょうから。


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