今年の受験では、これまでと違った考え方の受験を指導しました。
普通小学生の場合は、まだ先先のことはこれから決まっていくわけだから、いろいろな選択ができるような教育環境を用意する、ということをまずは検討するのが一般的なのですが、キャリアやスポーツから志望校が絞られてくる場合があります。
例えば野球。
プロやそれに匹敵するキャリアを追求すると、中学の野球は硬式のシニアクラブということになります。で、そこである程度成績を収めて高校で甲子園の常連校に推薦を受ける、という流れ。あるいは六大学付属校のスポーツ推薦を受ける、というケースもあるでしょう。いずれにしても公式のシニアクラブと推薦入学がセットになる。ただし、それなりにスポーツで力がないといけないし、また推薦を受けるだけの成績もないといけない。(これは大学附属校の場合には特に大事になります。)逆に甲子園常連校に中学から入っても、高校野球部には入れない、というケースもあり得るのです。
だからそれを見越しての中学受験となると、そのキャリアにプラスになる学校だけを選択する、ということになります。
またプログラミングやIT関連に力を入れたいと願っている場合。
N中学が話題になりましたが、単に中学、高校、大学と進むのではなく、いろいろなキャリアを経験したいと考えると、やはり進むべき学校がいろいろ変わってくる。
ただ中学に進むというだけではなく、どこでどんなスキルを手に入れるか、そのために都合の良い中学や高校はどこか。大学受験に強い、というだけではない選択肢をそれぞれの学校に求めるという受験もあるのです。
確かにこれからの時代、いろいろなキャリアを想定することがあるだろうし、その中で考えるとそれにあてはまる学校、あてはまらない学校いろいろ出てくるので、これまでと違った意味で学校の内容を精査してみると、学校にはやはりいろいろな面が出てくるところはあるのです。
改めて偏差値とは関係のない、学校の中身を知る機会になりました。
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