2016年攻玉社中学の問題です。
表1は砂糖と食塩の水100gに最大溶けることのできる重さ(g)です。
次の問いに答えなさい。ただし、砂糖と食塩が混ざっても、それぞれ水100gに溶ける重さは表1と同じとします。
(1)砂糖35.7gを完全に水に溶かすには、40℃の水を何g用意すればよいですか。答えは小数第1位を四捨五入して整数で答えなさい。
(2)砂糖60gと食塩60gの混ざった物質を40℃の水20gに入れてかきまぜました。溶け残った固体はそれぞれ何gですか。答えは小数第1位を四捨五入して整数で答えなさい。
(3)砂糖50gと食塩50gの混ざった物質を60℃の水20gに入れてかきまぜ、溶け残ったものを取りのぞきました。この溶液を20℃に冷やしたとき、出てくる砂糖の固体は何gですか。答えは小数第1位を四捨五入して整数で答えなさい。
(4)砂糖50gと食塩50gの混ざった物質をある量の60℃のお湯に入れたところ、食塩10gだけ溶け残りました。60℃のお湯は何gでしたか。答えは小数第1位を四捨五入して整数で答えなさい。
【解説と解答】
(1)40℃では238g溶けますから、100×$$\frac{35.7}{238}$$=15
(答え)15g
(2)砂糖は40℃では238÷5=47.6g溶けるので、60-47.6=12.4g≒12g溶け残ります。
食塩は36.3÷5=7.26g 60-7.26=52.74g≒53です。
(答え)砂糖12g 食塩 53g
(3)60℃では砂糖は287÷5=57.4g溶けます。砂糖は50g敷かないので、全部溶けます。
20℃で砂糖は204÷5=40.8g溶けるので50-40.8=9.2≒9g出てきます。
(答え)9g
(4)60℃で水100gあたり、食塩は37.1g溶けます。しかし、実際には50-10=40gが溶けたので、
100×$$\frac{40}{37.1}$$=107.81≒108
(答え)108g
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