第200回 いろいろな力をつける

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■ 中学受験は大方の学校が4教科と決まっているので、国語、算数、理科、社会の勉強をします。ある意味この教科に絞って勉強していることになるわけですが、では子どもたちに今後必要な力はこれだけで済むか、と言えばそうではありません。

■ あくまで中学入試を突破するために、4教科の勉強をしているわけですが、先先の将来のことを考えると他に必要なことがたくさん出てくるかもしれません。

■ 近年小学生向けのプログラミング教室や英語教室、あるいはロボット教室などに人気が出ているのはそのためでしょう。スポーツもサッカーや野球だけでなく、いろいろなスポーツを楽しむ子どもたちが増えています。

■ で、大事なことは小学生のうちからそういういろいろな分野の目を広げておくことだろうと思うのです。今は中学入試がこう、高校入試がこう、大学入試がこう、と決まっているところはあるわけですが、この先同じにはならないだろうし、また今の大学がそのままでいいか、という議論もありますから、ただ大学に行けばいいのか、という問題もこれから出てくるでしょう。

■ よく最近話を聞くのが理科系と文化系を分ける考え方。将来、子どもたちが直面する問題は「文化系」だけで解決することばかりではなく、「理科系」だけでも解決できない、ということになってきているわけです。本来で言えば最初から分けるのではなくて、柔軟に基礎的な学力を持ち、専門は専門で決めていく、というのが本来の姿であるべきでしょうが、入試科目の負担を減らす、という考え方から文系、理系という限定が長年日本にはあって、そこがひとつの学問の限界になっている、という指摘もあります。

■ だから、受験ばかりに目をとらえられてはいけないところがあります。小学生のうちにもっと身につけるべき力があるかもしれない、と考えておくことはこれからさらに大事になってくるでしょう。

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