関東で実績がある塾があって、その塾がその実績をひっさげて関西に乗り込みました。
で、すでに10年近く経っていますが、やはりそれほど合格実績が上がっているわけではありません。
関東では凄い実績をあげているのに、なぜ？
簡単な話で、できる子どもたちが来ていない。
まあ、10年もがんばっているのだから、と思われるかもしれませんが、他の塾はもっと長いし、それなりの実績を上げているから、人が来る。
そしてここが大事ですが、ノウハウが優秀でも、やはり子どもに力がなければ、それは入らない、ということなのです。
だから実績のある関西の塾でも、もし優秀な生徒が集まらない事態になったら、実績は出なくなる、ということです。同様に関東でも同じ。だから、塾は優秀な子どもたちを集めたい。
なので、競わせるのです。
競わせて、できる子を集める。
が、それで消耗している子どもたちもたくさんいます。
一人一人を考えてみれば、それぞれに目標があり、それぞれが頑張れば良いという話だから、別に競争しなくても志望校には入るのです。
ただし、当然のことながら、数字はまとまりません。
でも、そうやってがんばっている塾の先生はたくさんいます。
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